もしもの時。
犬が連れて動ける状況ではなく、日帰りできる距離でもなく、日帰りできる用事でもない時ってありますよね。
今回がまさに、そんな帰省だった訳ですが、そんな時に愛犬を託せる人はいますか?
もちろん、動物病院に預けるのもありだと思います。
わんこを安心して預けられるホテルや、留守宅に来てもらってごはんやお散歩の世話を依頼できるシッターさんがいれば、それもありだと思います。
数日帰れないな。しかも、ワタシだけでなく、夫も数日家を開けなければならないとわかった段階で、私がぽちを託したのは、ぽちがおチビの頃から会っていて、ぽちが大好きなRちゃんでした。
ぽちは、R家のわんずとも、ご家族とも旧知。
3.11後の計画停電の頃から、「もしもの時はお願い!」という話をしていたので、ワタシの電話にも「もちろん!」と即答で引き受けてくれたのでした。
ぽちがひとりっきりで過ごす時間が長いのは、できるだけ避けたいと思ったのですが、逆に言うと、そんなぽちを預かることになったRちゃんは、すっごく不安だったと思います。
一緒にお散歩してた頃は、やんちゃで元気いっぱいのぽちでしたが、今やシニアで、アレルギーがあって、腎不全があって、、、って不安要素だらけ。(^_^;)
でも・・・。
最初の晩こそ、ごはんも食べず、大も小もせずRちゃんを心配させたぽちですが、翌日からは持参したもしもの時用のフードではなく、Rちゃんの手作りごはんを食べ(たまの旅館の朝ごはんがおいしいってのは、わんこも一緒みたい(^_^;))、無事うんちもし、3日目の夜には一足早く帰宅した夫のもとに送り届けてもらったのでした。
その間、Rちゃんからのぽちの様子を知らせてくれるメールがありがたかった。(;_;)
Rちゃんは、セミナーも受けてくれていて、もう何年もハーブを実践してくれています。
なので、途中、「ぽっちゃんの様子が気になるんだけど」と電話をもらった時にも
「あれある?」
「うん、ある」
「そしたら、ティーかチンキを飲ませてもらっていい?」
「わかった!」
と、とっさの時のハーブケアにも対応してもらえて、すっごく心強かった。
本当に感謝してもしきれません。
突然やってきたシニアのわんこ(ぽち)を、飼い主であるRちゃんが気遣う事が、R家のわんずのストレスだったりもしただろうなぁと思います。

ごめんね。
そしてありがとう。
(ふたりともハーブっ子。右の黒い子が、昨年、心臓手術を無事乗り越えたまろんです!)
災害時の緊急避難ももちろんですが、飼い主さんと一緒の同行避難以上に、どこかに預けられることって犬にはストレスだと思います。
もしもの時に愛犬を託せる人、いますか?
もしもはないのが一番ですが、一度考えておかれると良いかもしれません。
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ぽちさん、ワタシが帰った日はしばらくストーカー状態でした。
その翌日も、外出しようとすると「またどっかいくの?」と言いたげな目をして玄関まで様子を見に来ていました。

ぽちさんはカメラを向けると目をそらします。玄関に置きっぱの袋を見ている訳ではありません。(^_^;)
(昔は「行ってらっしゃい」&「おかえりなさい」をしてくれていたぽちさんですが、最近はベッドの中から「行ってこ〜い」&「おー、いつの間に帰ったのね」もしくは「あ、出掛けてたのね」がほとんどでした。ぽちのお見送りは、最近珍しいんです。(^_^;))
ごめんねぽちさん。
5日も留守にすることは、もうないから。
すぐ帰ってくるから。
愛しいわんこです。
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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
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