昨日は
日本ホリスティック医学協会の植物療法ネットワーク 東京フォーラム2016に参加してきました。
ひとつの課題に対して、ハーブ、アロマ、バッチ、森林療法など、それぞれの分野のプロフェッショナルの先生方が、それぞれの分野からのアプローチをあげ、ディスカッションするというセミナーでした。
植物療法には、ハーブ、アロマ、バッチ、森林療法など様々なアプローチがあります。
こんな風にひとつの課題に対して、いろいろな角度からのアプローチを一度に聞ける事ってなかなかない体験でしたので、楽しかったですよ〜。
課題として提示されたのは、きっとワタシが仕事(元SE(^_^;))を続けていたら、こうなっていたに違いない!と、妙に親近感を覚えてしまった50代女性。
それだけに、いろんな分野からのアプローチを拝聴しながら、思う事がいっぱいありました。
今でこそ、「あの頃の私がハーブを知っていれば、もう少しセルフケアができたのにね」と思うのですが、当時は植物療法なんて言葉も知らなかったし、それ以前にそういう世界に全く興味がありませんでした。(^_^;)
・・・・が、あれから ん十年。
今ではコンピュータとは全く畑違いの、そっちの世界の人間になっている訳ですから、人生ってのはどこでどう転ぶかわからないものです。

(転んだきっかけはこの方)
個人的には、降矢先生のお話と、そして(やっぱりワタシはハーブを学んだ人間なので)ハーブ代表@林真一郎先生のお話が一番ストンと胸に納まりました。
そして、バッチのパネラー、林サオダ先生のお話を聞いていて強く感じたのが、「ワタシ、バッチとの最初の出会いが残念だったのかも?」という思いでした。
ワタシがバッチと初めて出会ったのは雑誌の企画で、ぽちにトリートメントボトルを処方してもらうというものでした。
カウンセリングして、トリートメントボトルを渡されてオシマイというものだったので、結果のフィードバックももちろんなく、正直カウンセリングの結果も「?」でした。
実際に飲んでもピンと来なかったんですよね。(^_^;)
その後ハーブの勉強を始め、レメディーの作り方なんかを知るとさらに、「ほらね、やっぱりモヤモヤ系やん」で片付けちゃってました。(笑)
実は、ドッグマッサージの勉強をした頃に、通信講座で学んで一応バッチのアドバイザーなんて認定もいただいたのですが、そんな残念な経験からセミナーでも「バッチという選択肢もあるよ〜」程度のご紹介しかしていない訳です。
感情って本当にややこしい面倒なものだったりしますよね。
バッチは心にフォーカスするもの。
人間は自己理解が浅いために悩む・・・と、林サオダ先生のお話を伺っていると、ちゃんとバッチと出会いたかったなと思いました。
でもね、簡単に学べるものなんてひとつもありません。
バッチも、ちゃんとバッチを知ってる方に選んでもらってこそ!と思うので(ぽちの和のセミナーに来てくださった方が、私のように残念な出会い方をしなくてすむように)、今のままのワタシがバッチを無理やりセミナーに組み込むことはないのでご安心ください。(笑)
後半では、「エビデンス」についてのディスカッションもありました。
エビデンス=科学的根拠 あるいは 信頼度 という意味だったりする訳ですが、もともと植物療法は、長い歴史の中で積み重ねられ、作り上げられてきたものです。
エビデンスが無い=意味(効果)がない という事ではないけれど、植物療法を伝える立場として、時としてエビデンスはありがたい後ろ盾だったりもします。
でも、エビデンスに縛られるとそれはホリスティックではなくなってしまう。
植物療法はもっとパーソナルなものであって、数量化するものではない。
エビデンスのことだけでなく、いろんな意味で、私にとって大事なお話しでした。
行って良かった!
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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
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