2017年11月からスタートした、
ペットホームケアえるそる@松本先生

による「愛犬と飼い主のための介護予防セミナー」ですが、3月までに基礎編、予防編、介助編の2期目が終了し、4月はいよいよ介護編となりました。
7日はその第1回目。
なんと、ご参加いただいた方全員が多頭飼育で、うち1頭が15歳のわんちゃんという方たちでした。
年の取り方は、人間同様に犬それぞれです。
同じ15歳でも、介護生活に入りかけているわんちゃんもいれば、介護未満のわんちゃんもいます。

基礎編から介助編まで、ずーっとテーマになっていた「姿勢」に、今回は「リズム」も加わりました。
ご参加いだいた皆様のご感想です。
まだどちらも介護以前ではありますがやがて必要になった時にどうするべきか知っておきたいpointを学ぶことができてよかったです。
普段は飼い主の都合で左右されてしまいがちな生活リズムですがシニアになってからはなるべくリズムを崩さないようにしていくことが大切だと思いました。
ありがとうございました。 (Oさま)
うちの子たちは私よりも自然のリズムに従っていて起床も就寝も規則正しい。
私のペースで乱したくないとは思います。
(でも私の方が本当は寝る時間が早かったりしています) (Cさま)
一日のスケジュールを見て、あー犬中心の暮らしになってるなーと。
すべての項目において学べました。(Nさま)
介護編、次回は4月13日(金)13:00〜。
あと1名様のみお席がご用意できます。
(基礎編・予防編・介助編を修了した方のみが対象となります。)
介護は決して楽ではない と思います。
でも、介護をより大変にしちゃうのは飼い主さんかもしれません。
以前のワタシは、多分、「介護を大変にしちゃう飼い主」 でした。
四六時中ぽちを見て、こうやらねば、ぽちはこうして欲しいはず、こうしてあげなきゃ
ねば、はず、なきゃ で自分自身をがんじがらめにしていたと思います。
でも、今はちょっと違うかな。
適度な運動をさせ、必要ならマッサージケアをして、ごはんも食べ(空腹を満たし)、オムツをかえ(不快を取り除き)、寝床を整え、安全を確保したら(頭を突っ込んでもがいたり、怪我をするような状況を回避したら)、あとは自分のための時間を取るべきと思います。
介護の時間、リズムがわかれば、どこかに必ず自分の時間があるはずですし、それは犬のためにも意識して作るべきだと思います。
ぽちはまだ介護未満の状況ですから、これから先いろいろ事情は変わって行くのでしょうが、それさえできれば、介護はそんなに大変なものではなくなるのでは?と思っています。
昔はワタシも夜遅くに帰宅する会社員でした。
ワタシ自身がもし、今も外に出る仕事をしていれば、そこはもう割り切って自分にできない部分(時間)は上手に人を頼るし、また頼らざるを得ないと思います。
人の介護の場合も、犬の介護の場合も、家族構成により暗黙のうちに役割分担ができてしまうものなのですが、特に日中家にいる女性ほど、介護を自分ひとりで抱え込みがち。
抱える重さは、話す場所、話を聞いてくれる人がいるだけでも違います。
犬の世界にも、訪問介護をしてくれる介護士さんがいます。
ウチの子、今こんな状態です。
この先どうケアしていったら?
今、こんな風にケアしているんですけど、これで大丈夫?
冠婚葬祭などで、どうしても泊りがけで家を空けなくてはいけないのだけれど、見守りをお願いできますか?
数時間眠る時間が欲しいので、その間お願いできますか?
ももちろんですし、介護士さんの存在自体が介護をする飼い主さんの心のサポートになります。
さらに、介護士さんの中には、「飼い主さんのためのケア」を学んでいる方もいます。
そういう介護士さんの存在も知っていただきたいと思うのです。
「楽じゃないけど辛くはない」
ワタシはそんな風にぽちを介護したいと思っていますし、そんな介護仲間ができるといいなと思います。
お達者くらぶの飼い主の集いとか、手と口を動かしながら、ハーブティー飲みながら、犬ぽんぽんを作りながらとか、介護グッズを手作りしながらとか、愚痴や泣き言も含めて気軽に介護の話もできる場所にぽちの和@セミナールームがなると良いなぁと思っています。
三寒四温と言いますが、朝は寒かったけど日が昇ってくると暑くなり、かと思えば急に冷たい風が吹いて来たりと、この時期は一日の中でも気温が乱高下しています。
こういう変化にも、シニアさんはなかなか体がついていけなかったりします。
さくらは終わりに近づきましたが、これから色とりどりの花が美しく咲く季節です。
元気に乗り切りましょうね♪

「関山(かんざん)」の大木の下で
そうそう。
介護予防セミナーの中で、ここ、ハーブを活用できるよねと思う部分が結構ありました。
犬とハーブ、介護とハーブって結構仲良しなんですよ。
そこらへんは、「シニアわんこのためのハーブケア」でお伝えして行こうと思います。
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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)の教室です。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」