なんでもガツガツ食べてくれていた時期は終わり、少しずつ食べ渋りが始まっています。
もっとおいしいものあるでしょ?
だけでなく、食べたいけど食べにくい・・・とか
最初の一口をためらう時は、食べたいけど食べられない・・・
もあるようです。
お散歩から帰ってごはんの器目指して一目散に駆け込む様子も減っています。
多分、食べ渋りが始まったのとほとんど同じ頃からかなぁ。
ごはんへの情熱、食べることへの欲求が失せてしまったと言うよりも、ごはんはどこだっけ?という感じも少し。
食べることに神経が集中すると後ろ足がおろそかになり、身体が傾いたりしゃがみこむことも。
ちょっと不自由なほうが自分で頑張ると思うので、なるべく手を貸さずにいるのですが、身体の揺れ具合によっては介助する場合もあります。
ごはんを舐め取る力も衰えてきていますが、スプーンや指で食べやすいように寄せてあげると、時間をかけて完食します。
ごはんが作れなかった時用のドライフードは、ほぼそっぽを向かれるようになりました。
最近は、おじやタイプのごはんより、もう少し形のある卵焼きなどの方が食べやすいようです。
お肉や魚も、煮る、焼く、ソテーすると調理方法を変えてみたり、鰹節を仕上げにトッピングしてみたり。
アレルギーわんこのごはんは大量作り置きができないので、手間を掛けずに続けられる工夫も必要。
野菜などを混ぜ込んだ肉団子を作っておいて、時間がない時は、それを崩しながら火の通りやすい野菜と一緒に煮たり

卵白と片栗粉でメレンゲを焼き、たっぷりスープを吸わせてごはんに混ぜたり

ちぎってごはんに混ぜるので形にこだわる必要は全くないのですが、とりあえず犬(のつもり)にしてみました。(笑)
卵白多めでキッシュを焼いて、1食分ずつ冷凍しておくと結構便利。
焼きあがるにつれて漂ってくる匂いにソワソワする様子を見るのもうれしい。
(こういう時って食べ渋りもないし、手を貸さなくてもしっかりきれいに食べます。)

ぽちのキッシュはワタシもお裾分けしてもらい、トマトソースやケチャップを添えて一緒に食べます。
名残惜しそうに器を舐めるぽちさん。

出来立て、焼きたてが一番おいしいのは犬も同じようです。
今のところ、ちょっと目先が変わるとわりとすんなり食べてくれるので工夫のし甲斐があります。
食べていても痩せてしまうシニアなので、ぽちが食べたくなるごはんを作ってあげようと思います。
腎臓のこと、アレルギーのこと、ぽちの食べる事へのモチベーション etc・・・
いろいろ考えながらのごはん作りですが、毎日のことだからこそ、こちらも楽しみながら作らなくちゃね。
きっとそれはぽちにも伝わってると思うから。
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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)の教室です。
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