あっと言う間の1ヶ月でした。
何かをしても、何もしなくても、月日は流れるものですね。
土曜日には、このあたりでも雪がちらつきましたが、積もるまでにはいたらず。

今日は夕方から久しぶりの雨音が聞こえていますが、予報ではこれから雪になるようです。
月曜日、ぽちが亡くなったことを市役所に連絡しました。
狂犬病の予防接種の免除のための診断書の提出も、今年からは不要になります。
電話口でやり取りをしているうちに、涙がこみ上げて声が震えてしまうので、最後は「よろしくおねがいします」の途中で、そそくさと電話を切ってしまいました。
職員さん、すみませんでした。
ぽちが旅立ってからは、全部自分の時間になりました。
空模様を見ながら、何時にお散歩に行こうとか、そろそろぽちのごはんの時間だなとか、そんなことも考えなくて良く、何時に出かけようと、何時に帰ろうと、何泊の旅行に出掛けようと、なんら気にする必要がない日々です。
自由と言えば自由ですが、犬と暮らす不自由は、今となっては逆に幸せな不自由だった気がします。
ぽちは雨戸を閉めて電気を点けて帰宅を待っててくれるわけではないけれど、「ただいま」 と玄関から声を掛けても、暗い部屋の中で耳を倒して、目を細くして待っててくれたぽちはいないのだと思うと、帰宅時の暗さと冷んやり度合いが違う気がします。
ぽちの痕跡を見ることも、ぽちの痕跡が薄れていくことも、どちらも辛かったのですが、日々の暮らしを積み重ねていく中で、少しずつ少しずつ悲しみが薄らいでいるようには思います。
そうは言っても、まだ何かの拍子に涙のスイッチが押されてしまうこともあるのですが、、、、。
先週は、1月5日にめでたく16歳の誕生日を迎えたはなちゃんに、優しく心を暖めてもらいました。

火曜日には今年初の木彫り同好会。

ハーブのご用命をいただいたりと、ワタシを少しずつ仕事に引き戻してくださる方々があることが、何かやるべき事があることが、ありがたいと実感しています。
ぽちは沢山の学びと幸せをくれました。
今思えば、どんな時間も贅沢だったし楽しかった。
ただ、毎日、そこにいてくれることに感謝しながら暮らすなんてことはできなかったし、していませんでした。
が、多分犬もそれは望んでいないと思います。
ただ、一緒に過ごし、日々を楽しく暮らすことに一生懸命であれば、犬はそれが一番嬉しいのではないかな?と思います。
ぽちの12日後に、アッくんが亡くなったという知らせをいただき、ひどく驚きました。

リアルでは会えなかったアッくんとぽちですが、きっとわかったよね。
今頃は、一緒に走ってお茶してるのではないかと思います。
何をしても、何もしなくても同じように時間が過ぎるなら、やるべきことをやりながら日々を過ごそうと思います。
2月からセミナーを再開します。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」
