2019年01月15日

コーギー・ソレイユちゃんの場合(介助ベスト)

ソレイユちゃんの飼い主さんからは、今すぐ介助や介護が必要なわけではないのだけれど、、、と型紙モデルに手を挙げていただきました。



介護?というかなんと言うか術後のケアに使わせていただいてます

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車に載せる時にお腹触れないのでちょうど良かったです

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マジックテープがもう少し強力だとなおよいかも
動かれてハンドル持つと片側だけつかむことありでマジックテープがバリバリ剥がれるってとこでしょうか

あと足が短いので寝ているときに前足が服の中に入ってしまう事があります。
これはサイズが違う子に使った為かと


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ソレイユちゃんは13.5kgということなので、持ち手の片側だけを持つとマジックテープは耐えきれずにはがれてしまうと思います。^_^;

左右の持ち手を束ねるホルダーを作るか、持ち手自体をマジックテープかボタンでつなぐようにすれば良いかもしれません。
オプションで承りますので、ご希望の方はおっしゃってください。

それと、サイズ違いの子への使用は、怪我の元になりかねないので避けていただきたいなと・・・。
(特に足の短いコたち)

身幅を広げることは難しいですが、縫い縮めることはできますので、サイズを小さくしたい場合などもご相談ください。


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2019年01月12日

キャバリア・アクアくんの場合(介助ベスト)

昨日は、ぽちの介助〜介護期のおはなしを書かせていただきました。
今日から、介助ベストユーザーさんからお寄せいただいた声をご紹介します。



我が犬(アクア)13歳で後ろ足が弱ってきて、起き上がる時、少し大変そうだなぁ〜と思い介助ベストをお願いしました。
その直後肺炎を患い、全く動けない時期があり、ご飯をあげる時や排泄させる時等、この介助ベストがとっても役に立ちました。

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身体を締め付けず、でもちゃんとフィットして、簡単に着せられるのも有り難いです。
今は元気になり歩ける様になりましたが、介助ベストはワンコが自分の力で立つ為のお手伝い!という感じで、うちはとっても重宝しています!
私自身も、このベストが有ると、アクアがよろけたり、起き上がれない時に、凄く楽でした。
アクアも包まれている感に安心出来る様です。

夏と冬では毛の量もちがうし、体調が悪くなると一気に痩せてしまったり、筋肉が衰えたりと、シニアになると身体の変化も多くなります。
この介助ベストは、留める部分がマジックテープの為、多少調節も出来るので、とても便利です。

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夏用メッシュ素材


布地も色々有るので夏バージョン、冬バージョンも有ると便利だし、見た目も可愛いです(^^)
今ではアクアと私にとって無くてはならない物になりました!
ワンコにとっても人にとっても優れものです!




シニア犬との暮らしは、本当に「突然」、「思いもかけないこと」が起こったりします。
必要なタイミングでお届けできて、本当に良かったです。

アクアくんの介助ベストは、夏と冬の毛量がかなり違うという事で、少しだけ身幅の調整ができる形にしてあります。
換毛のあるわんちゃんは、お申し込み時にご相談ください。

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2019年01月11日

介助ベストが支えてくれたもの(身体だけじゃなかったよね)

立ち上がりがちょっと大変になったぽちのために、最初の介助ベストを作ったのが去年の4月でした。

寝ている時間が長いシニアなので、金具やボタンなどゴロつくものは付けず、とっさの時に手を貸せる、部屋着かパジャマのイメージで日常的に着れるもの・・・・と考えて作りました。

その後、型紙を修正したり、夏用・冬用で素材を変えつつ、ぽちに5着の介助ベストを作りました。


試作1号(2018年4月のぽち)

メッシュ素材の夏用ベストはお洗濯しても乾きやすく、ほんの少しクッション性もあり、熱がこもらずサラサラの着心地で、じめじめ梅雨時から昨年の猛暑〜秋口まで愛用していました。

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2018年6月のぽち

最後に作った冬用の介助ベストは裏地を付け、シニアの身体を冷やさないよう、保温にも役立っていたと思います。

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2018年12月19日のぽち

ぽちにまだ体力があった時は、持ち手に軽く手を添えるだけで自力で立っていました。

阿吽の呼吸と言いましょうか、ぽちは手を貸して欲しい時はちらっとワタシを見てサインを送り、ワタシが持ち手に手を掛けるタイミングに合わせて起き上がっていました。


ちょっと危なっかしいな?という時には持ち手に指を掛けるだけ。
コケそうになった時だけしっかり介助。
そんな使い分けもできました。

なんでも踏んづけて猪突猛進するようになり、イスの下やら家具の隙間など、狭いところに入り込んでしまうようになってからは、ぽちを引っ張り出したり後退できないぽちの救助にも役立ちました。



ごはんを食べる時
水を飲む時
オムツ交換時
ちょっとお尻だけの部分洗いの時
カートや車椅子の乗り降りの時
寝返りの介助にも と、本当に日常の全ての行動の中で助けになりました。

ニンゲンには手が2本しかないので、手が足らない時はベストの持ち手にタオルを通し、膝でタオルを挟みながらオムツ交換をしたり、お尻の部分洗いをしたこともあります。


そして・・・、痙攣発作の時も。

ぽちは最期の日、何度か大きな発作がありました。

時々寝返りを打たせながらぽちの側で見守っていたのですが、ワタシがぽちの背中側にいる時に、上体を起こしながらワタシを探すような仕草がありました。
「おる?」
うん、おるよ ここにおるよ
大丈夫、ちゃんといるからと、ぽちを抱き起こし、抱きしめて発作をやりすごすこともできました。
発作の兆候で、ぽちを抱き寄せ、ひとりで発作とたたかわせずにすみました。


今思うと、ぽちとワタシにとって、ぽちの介助〜介護期を、体だけでなく心も繋ぎ、支えてくれた介助ベストでした。



昨年夏以降、何頭かのわんちゃんに型紙モデルをお願いして、改善点をお寄せいただいたり、型紙や持ち手の位置の改良、体重と生地選びなどを参考にさせていただいてきました。

介助ベストの正式販売に際して、介助ベストをご使用いただいている皆様からの声を、次回以降ご紹介させていただきます。


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2019年01月08日

幸せな17年8ヶ月でした

しばらくブログをお休みさせていただきましたが、仕事もブログも少しずつ再開して行こうと思います。

たくさんのお悔やみのメッセージをお寄せいただき、本当にありがとうございます。

ぽちが旅立った前後のことを少し書かせていただきます。

ぽちは、腎臓病を患っていました。
わかったのは、2015年2月、ぽちが13歳と10ヶ月の時でした。

近所のおじいちゃん先生に血管の細いぽちの採血が難しくなり、その前年の夏から、ハーブを知ってる獣医さん(笠井先生)のところで健康診断をお願いしていました。

皮肉なことに
 腎臓はわかった時にはネフロンの75%が障害されている不可逆性の臓器
 治ることはなく、維持することを目指す病気
と教わったのも、その先生からでした。

慢性腎臓病とわかってから、当初はお薬を内服しましたが、いろいろあって、笠井先生に事情をお伝えした上でお薬をやめ、半年ごとの健康診断以外は点滴をすることもなく、ホリスティック(手作り療法食とハーブ)で対策してきた3年10ヶ月でした。

シニアになるにつれ、犬も慢性疾患などでお薬が増えていくと言われますが、ぽちがお薬とは無縁のシニア期を過ごせたのは、ハーブやごはん、マッサージなどの家庭で行えるホリスティックケアのおかげと思っています。

笠井先生には最初の診断から、薬をやめたいと相談した時も、その後の定期的な検査の際にも、また、年末からのぽちの様子をお伝えした際にも、的確なアドバイスをいただけたことに感謝しています。
もし、ホリスティックと無縁の獣医さんだったとしたら、薬をやめたいというワタシにどんな言葉が返ってきただろう?と思う事があります。


病気が発覚した当初は、
 来年の桜を一緒に見られるだろうか?
と思いましたが、2年、3年と経過するうちに
 来年も一緒に桜を見ようね!
に変わっていったのですが、4年目の桜は一緒に見ることができませんでした。


腎臓に障害があることで起こる症状はいろいろあります。

最初にもしかして?と思ったのは、12月8日の胆汁嘔吐でした。
その時点では、まだ一時的な不調?と思いたかったのですが、23日、24日と二日続けての嘔吐があった時に

ぽちは旅支度をはじめてしまったのかもしれない

と感じていました。

それからの時間は、ぽちがワタシのためにくれた時間だったと思います。


年末には一旦おさまっていた痙攣発作を、年が明けてから頻繁に起こすようになり(それが痙攣なのか痛みなのかがワタシにはわからず)、もし痛みがあるなら痛みだけは取ってあげたいと思いました。
が、その際に助言を求めた笠井先生と、車での通院が苦痛になっていたぽちのために今後往診をお願いしようと思っていた鍼の先生の言葉で、今できることはぽちの時間に家族で寄り添うことだと覚悟を決めることができました。

それでも、往診の獣医師を頼みたい夫とワタシの間には壁がありましたが、ふたりの先生の言葉と、ワタシの気持ちを伝え、夫も納得してくれて、家族でしっかり看取ることができました。


去年の秋、ぽちは換毛をやめ、冬毛を蓄えていました。
食べなくなったぽちは、現世で体に入れたものを全部からっぽにして、身軽にして旅立とうとしているように感じました。
数日の間にどんどん体重が軽くなり、抱くと骨がゴツゴツしていましたが、たっぷりの冬毛で痩せ細って見えない(見せなかった)のは、彼女なりのワタシへの気づかいだったのかもしれません。

ほとんど食べていないのでフラフラはしていましたが、それでも前日まで家の中を歩いていたし、水を飲んだりもしていました。

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元旦のぽち(椅子の脚の間から、笑っているような口元が見えます)

生前のぽちが最後に口にしたのは、ハーブティーでした。
そして、ぽちの最後の呼吸のあと、お尻だけシャンプーで洗い流し、全身を拭き、身支度を整えたのもハーブティーでした。


赤いカドラーに眠るぽちは、とてもきれいな、安らかな寝顔でした。



ぽちが旅立った翌日。
木彫り仲間でもあり、昨年夏以降しばしばぽちの見守りをお願いしていた近所の柴友が、お別れを言いに来てくれました。

ずっとぽちを撫で続けながら話をしました。
その間、夫はテレビをみているふり” をしていました。


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ぽちの耳元に季節外れに咲いていた1輪のカレンデュラを添えて(ワタシはぽちの耳が大好きでした)、ぽちの大好きだったダンディライオンのクッキーを焼き、「あちらにいるコ達と分けてね」とぽちに持たせました。

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夫もいる年末年始のお休みに

覚悟を決める時間もくれて

短かったけどしっかり介護もさせてくれて

元旦は避け

でも毎年絶対忘れない日で

メソメソしすぎないで仕事に行ける日を選んで

少しぽちの和をお休みしようかな?と思っていたワタシに「そんなことしないでイイヨ」と喝を入れて逝っちゃいました。



ぽちが残していったものは、生きてるコたちに使ってもらいたいと、「迷子の柴さん」老犬介護のお仕事をしている友人のツテと、そして保護に係っておられる方に引き取っていただくことにしました。

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ぽち、ありがとう。

本当に幸せな17年8ヶ月でした。


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2019年01月03日

ぽち、旅立ちました

年始のご挨拶をするべきところですが

ぽちの和のぽちさん

昨夜
旅立ちました

明日
荼毘に付されます

2019年1月2日
17歳8ヶ月と14日でした


年末年始のお休みを選び

夫のいるタイミングを選んでいきました



いろいろな想いがありますが
やっぱり一番は

ありがとう

でしかありません



勝手ながら
花やお悔やみの品は固辞いたします

もし
ぽちに花を
と思ってくださったなら
その花は御宅のどこかに飾り
ぽちを想ってあげてください



いろいろな事がありましたが
少し落ち着いてから
書かせてください



じゃあね

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愛犬をどう見送りたいか(2015.8.14)






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