昨夕、保護主さんからご連絡をいただきました。
保護されてから、まもなく1年11ヶ月になるところでした。
お仕事の合間の、自宅にいられる時間に保護主さんに看取ってもらいながら逝ったそうです。
ずっと以前に。
ぽちを迎えてまもない頃に聞いた話ですが、介助犬に柴犬が少ない理由に、犬種としての特性があるそうです。
たとえばパピーウォーカーから、介助犬に向けてのトレーニング期間、訓練を終えて暮らすユーザー、そして引退、、、。
普通の家庭犬とは違い、そんな風にパートナーが変わっていくことを、柴犬は受け入れにくい犬種なのだと。
迷子の柴さんは、何才だったのかな?
もともとの飼い主さんと、どんな理由で別れてしまったのな?
結局何もわからず仕舞いでしたが、保護主さんのいる時間を選んで旅立ったと聞き、本当の飼い主さん以上の絆ができていたのだろうなと感じました。
初めて会った時の印象は、ぽちと同じくらいか、もう少し上かな?という感じでした。
次に会った時は、ぽちより少し若いのかも?とすら思いましたから、忙しい合間のお散歩やごはんのおかげなのだと思います。
その後の病院通い、夜泣き etc... 決して楽ではなかった思います。
その間、ワタシ自身は、、、ぽちを見送ったあと、看取り覚悟で引き取る勇気が持てず、本当に申し訳ないと思っていました。
でも、暖かいベッドで、おいしいごはんを食べ、幸せな老犬生活を送れたこと、保護主さんや2頭のチワワちゃんたちに見守られながら旅立てたこと、あの方に保護されて、本当に幸せだったと思います。
本当にありがとうございました。
迷子の柴さんへの、送らない送り花。

12月はぽちが旅支度を始めてしまった月でもあります。
なんか、いろいろ切ない師走です。
⇒
迷子の柴犬保護しています(2018.1.24)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ぽちの和は、犬とハーブ(植物療法)とものづくりの教室です。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」