ティーツリー
(Melaleuca alternifolia)
フトモモ科 使用部位:葉
オーストラリア原産のフトモモ科の常緑樹、メラレウカ(ティーツリー)。
精油で名前を知ってる方が多いと思います。
成長が早い中低木〜高木。
猫庭なので、大きく育つ木はちょっと無理。
なのに、「強剪定に耐える」という言葉を言い訳に苗を迎えました。
最初は鉛筆より細いヒョロヒョロの苗でしたが、6年目の今はワタシの二の腕、いや、ふくらはぎくらいにどっしり太く、二階にも届く高さにまで育っています。
最初の1年は鉢で。
2年目に地植えにして、花が咲いたのは3年目。
春に伸びた枝先に蕾をつけ

花がひとつずつ開いていきます。

今年ももうそろそろかな?と思っていたら、なんと、もう上の方の枝で咲いていました。

ひとつの花を分解すると、こんな感じ →
「メラレウカの花を分解してみた」メラレウカの花は青空が似合います。
お天気の日に、白いふわふわの花が咲いた枝が風にそよぐ姿には、時間を忘れて見入ってしまいます。
2019.6.6のメラレウカ
再生できない場合、ダウンロードは🎥
こちら花が散る時は、ふわふわの白い雄蕊が地面に積もります。
雨だと枝にからみついたまま茶色くなって行くので、ちょっと残念な感じ。
だから、梅雨入り前に咲いて、梅雨入り前に散ってくれるといいな。
細くしなる枝は、カラスの巣作りにも最適らしく、小枝を失敬しに来るカラスもいます。
パリパリと紙のように剥がれる幹の皮を、小鳥(と言ってもムクドリくらいのちょっと大きめの鳥)が毟る様子も見たことがあるので、それぞれ使いやすい巣作りパーツがあるようです。(笑)

花後は蕾の時と同じ形で実が枝に残ります。

この実も、つぶすとティーツリーの香りがします。

何目的で育てているかというと、、?
内用はしません。
花期を楽しむのが一番の目的ですが、剪定をかねて蒸留もしています。
不思議なことに、蒸留器によって取れる香りが違います。
一番良い香りだったのは、ハーブウォーターメーカー。
リカロマだとなんか臭いハーブウォーターになるんです。^_^;
密閉度合いとか、加温のスピードとか、採取の時期とか、そんなものが関係してるのかしらん?
もしかして、しばらく寝かせると香りが変わったのかなぁ、とか、、、。
花期には、「これ、何て木ですか?」「綺麗ですね〜」と、道行く方に声をかけられることが多いメラレウカですが、このメラレウカ、夫にはすこぶる不評。^_^;
細い葉っぱがハラハラ散って、車のあちこちに入り込むらしい。

常緑樹なのですが、確かに散った葉っぱは猫庭のあちこちに積もっています。
満開まで、あと数日かな。
しばらく晴天が続くといいな。
花が終わったら、今年はちょっと強めに剪定する予定なので、寝かせて香りが変化するのか?確認してみようと思っています。
2020.6.23
剪定後に3種類の蒸留器で蒸留くらべをしてみました。
→ 新芽を蒸留(
vol.1 /
vol.2 /
vol.3 )
→
猫庭インデックス---------------
昨日仕込んだ梅シロップ。
朝見ると、きびザラメがエキスを吸ってしっとりしていました。

片方だけ袋が膨らんでいたので、発酵止めにお酢を少々。
ゴロゴロ動かして上の方の梅にもきびザラメをまぶし空気を抜いて置いておくと

午後にはこんな状態。
昨日は硬かった梅が、少し柔らかくなっています。