これまで使っていたお友達からのお下がりの介護ベストがぶかぶかになってしまって、、、ということで、メグさん(ボーダーコリー、17歳2ヶ月)からご依頼をいただき、介助ベストを作らせていただきました。

お目々の綺麗な美人さんです♪
ボーダーさんからのご依頼が多いのは、やっぱりはなちゃんの影響でしょうね。
これまでたくさんのボーダーさんからご依頼をいただきましたが、それでも同じ型紙はひとつとしてありません。
みんな体が違うんだなぁ、、、と毎回思います。
ご依頼いただいたのは、前後2箇所の持ち手つき。

お散歩では120cmのリードを前後の持ち手に通して使っているそうです。
> 夕方の散歩へ行く前に届きました
> 主人曰く、
> 肋骨と後ろ足の間に、持ち手があって、後ろ足の安定感がある
>
> 私は、起き上がるのを介助する時、ぶかぶかのベストと違い、
> 体重が均等に持ち上げる事が出来、スムーズだなって思いました。
> トイレや、散歩では、持ち手が短く感じましたが、
> 120のリードで輪にし、持ち上げると丁度良い長さでした。

動画もいただいたのですが、見れるかな?
(ただしこの使い方は、男子の場合お腹の繰りが深くなるため、ベストの裾がかなり持ち上がってしまうと思います。)
犬の重心は前半身が6〜7割、後ろ半身が3〜4割と言われます。
シニアになると後肢から弱っていくので、さらに前半身への負担が大きくなるようです。
なので、輪にしたリードも真ん中ではなく、少し前半身寄りで介助してあげるとメグさんも楽かもしれません。
また、後肢がさらに弱ってきたコのお散歩には、介助ベストではなく車イスをお勧めします。
お外の空気をたっぷり吸って、お散歩後はベッドでまったり。

介助ベストは生地が軽くて柔らかく、多少の伸縮性があるので動きを制約しないで体を休めてもらえると思います。
介助が必要なシーンは、日常生活の中にこそあります。
だからのお散歩着 兼 部屋着 兼 パジャマにもなる介助ベストです。
介助が少〜し楽になると、気持ちに少〜し余裕が生まれます。
少〜しを積み重ねつつ、大切な時間を過ごしていただけると良いなぁと思います。
このベスト、実はかなーり丈夫です。
無茶な使い方はNGですが、ちょっと引っ掻いたくらいでは全然破れません。
多分、2年や3年どころか、糸や持ち手の劣化がなければ5年以上だって使えるかも?
2着目以降のご依頼をいただいた場合は、すでに型紙ができているので、多少のサイズダウンや細部の調整もしております。
だから、あれっ?と思ったら、早めに用意してあげられると良いなぁと思います。
介助ベストについての詳細、ご依頼方法につきましては、
こちら でご確認くださいませ。
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