男子の場合、女子よりお腹の繰りが深くなるため、後ろ半身の持ち手を持つと背中から大きく離れてしまうのが難点でした。
さらに、こたろうくんの場合、後肢がお腹側に入っている姿勢だったので、リメイクでは持ち手を長めの1本だけにして、後ろ半身寄りにサブベルトをつけた結果、、、
ベストを依頼したときのこたろうのサイズと現在のサイズがずいぶんと差があるのですが(少々細身に…)身ごろ部分のマジックテープの調整幅のお蔭で今も着ることが出来ています。
自力で起き上がることが困難となりましたが、おしっこをしたい時等起き上がりたいアピールをしてくるのでその時は手持ちベルトが大活躍です。
写真の様に背中が丸くなってしまったため、後肢が前にいってしまうのでサブベルトを使って後ろを少し引き上げ姿勢を正すことが容易になります。
サブがないと頭がより下がってしまい体制を整えるのが難しいと思います。
ですのでサブベルトの役割は大きいと感じます。
お洗濯してもすぐに乾くし助かります。
お腹部分の着丈のリメイク(お腹の繰りを深くした)もジャストの長さでした。
ベルトで引き上げて立たせて、体制を整えるとおしっこをしてくれるので着丈を変えて頂いて良かったです。
ということで、W後肢をもう少し、、、Wについては、必要十分ではないにしろ、少し改善できたようです。
男子の後ろ半身の介助、今後はこのパターンもありなのかな?
実は、後肢がお腹側に入ってしまうこたろうくんには、お散歩や歩行には車イスをお勧めしています。
車イスに抵抗のある方って、まだ多いのかもしれませんが、車イスは歩行を助けて機能を維持することだけでなく、ごはんの時や、直後の立ち姿勢を維持して消化を助けることにも役立ちます。
なにより、自分で歩ける!って、犬にとってすごい嬉しいことです。
自力で立てなくはなりましたが、車いすに乗せるとよく歩きます。
お蔭様で足首以外は関節可動域もなんとか保てています。
人間もそうですが、立つという事の大切さを感じます。
トコトコ歩いている姿を見ると私達も元気になります。
ヨカッタです!
そして、介助ベストは、実は車イスやカート(特に車イス)に乗せるときに結構役に立つんですよ。
ぽちも介助ベストなしだった頃は、抱き上げて車イスに乗せるのがまあまあ大変でした。^_^;
普段のお散歩風景と

こたろうくんは白黒3兄弟なのですね
青空の下、広い公園で、草のベッドで横になるこたろうくんのお写真もいただきました♪

晴れた日のお外は気持ちいいね♪
介助ベストは、みなさんのお声をいただきながら、今後も改良していきたいと思っております。
こたろうくん、Kさま、ありがとうございました。
そして、、、
こんなふうにしあわせなシニアわんこさんと関わらせてもらえているのは、ぽちのおかげ。
ぽちさん、ありがとね。
あ、それから。
介助ベストは背中のマジックテープである程度のサイズ調整ができるのですが、さらに痩せてしまったという場合に、ご自分でできる簡単な身幅の詰め方を次回まとめて書いてみますね。
介助ベストについての詳細、ご依頼方法につきましては、こちら 。
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ぽちの和は、犬とハーブ(植物療法)とものづくりの教室です。
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