2021年06月16日

贈らない送り花

6月14日、ボーダーコリーのカイトくんが旅立ったそうです。

17歳と1ヶ月と11日。
亡くなる2日前まで、介助ベストを着てお散歩を楽しんでいたそうです。

個々の犬はもちろん、犬種による性格もいろいろで、いただいたメールの文面から、飼い主だからの優しい気持ちにも触れさせていただきました。


介助ベストは、みなさんからのお声をもとにマイナーチェンジをしてきています。

カイトくん以降、ちょっと大きいコで、自力で歩けるわんちゃんの介助ベストにはリードを通すループを付けさせていただくようになりました。
それと、背中の合わせ目の襟部分にカーブを付けるようにもなりました。

カイトくんからの要望が、その後のわんちゃん達、飼い主さん達の着心地や使い勝手に反映されました。
ありがとね。

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カイトくんの介助ベストを作らせていただいて、1年半あまり。
カイトくんと飼い主さんの時間に長く寄り添わせていただけていたことを、幸せに思っています。

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猫庭のチェストベリーを添えて


いただいたメールと写真は、大切に心の中に仕舞っておきます。


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2021年06月15日

入梅

6月14日、関東甲信越もようやく梅雨入りしたようです。

今年は早いのでは?と思っていましたが、例年より7日遅れとか。

夏にむけてちゃんと汗をかける体にしておかねばと早朝ウォーキングも続けていますが、今日は30分ほど出発が遅かった。

そしたら、やたら辛くて、普段の2/3くらいで折り返してしまった訳で、、、。

マスクをつけてのウォーキングが、確実に過酷さを増してくれてますな。

コロナ禍で、ペットを買う家庭が増えたとか。
たしかに、ウォーキングや買い出し中にパピーと新米飼い主?と見られる組み合わせと出会う機会が増えました。

春先くらいなら良いのだけれど、これからの季節は熱中症が怖い。
かなり気温が上がってからのお散歩もたまに見かけます。
以前に、ハーブを知ってる獣医さんが熱中症を卵に例えて書いておられたブログに、再度リンクを貼っておきます。

https://ameblo.jp/familiar-pet-clinic/entry-11554210635.html

どうぞ、お気をつけください。



さて。
猫庭のエキナセアが、たくさん蕾をつけて咲き始めました。

6月10日
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触ると気持ちいいよ

6月11日
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6月13日
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6月15日
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緑色で針のように細かった花びらが丸みを帯びてピンクに変わり、これから柱頭部が盛り上がってバレン型に変わっていきます。(和名のムラサキバレンギクの名前の由来です)



カレンデュラも咲きはじめています。

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今年は1株しかないので、1輪1輪が貴重です。

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そして、、、。
ここ数年、全く根付かなかったラベンダーがようやく根付いてくれました!

とりあえずバンドルズを作る量だけ収穫。

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すっごくいい香り♪

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W猫庭のラベンダーでWバンドルズを作る夢が、ようやく実現しました♪

たくさん収穫できたら、蒸留もしたいな♪


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2021年06月11日

アゲハの幼虫観察日記(完結編)


6月8日(お泊まり31日目)

末っ子の蛹の色が変化してきました。

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蛹化から12日なので、いよいよ明日羽化かも?
今度こそ羽化の瞬間を見たいので、ケーキboxのまま2階に連れて行きます。
しばらく観察していましたが、夜間の羽化はなさそうなので消灯してオヤスミナサイ。
(羽化は朝が多いらしい)


6月9日(お泊まり32日目)

4:32
さらなる変化。
チョウのお腹と翅の模様が透けて見えます。

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必要な時にすぐに飛び立たせてあげられるよう、そっと箱ごと1階に移動。


6:29
蛹の頭の部分が割れ、ついに羽化が始まりました!

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体が半分ほど出たところで、蛹の中になにやら排泄。

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前蛹になる前にした水様便みたいな濁った色。

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1分半ほどかけて完全に蛹から抜け出すと、割り箸を登り翅を乾かします。

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しわくちゃだった翅を小一時間ほどかけてゆっくり伸ばし

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時々ぷるぷると動かししながら乾かします。


雌雄を確認したところ、お尻の先端が割れているので、たぶん末っ子は雄みたい。

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最初のコと二番目のコは、どっちだったのかな?


7:58
羽化から1時間半。
勢いよく最初のおしっこをしました。(ちょっとびっくりするくらいに、なかなかの量ですよ。)

(運良く動画が撮れました)

飛び立つ準備がほぼ整ったようです。


8:02
割り箸ごと外の鉢に移動すると、明るい日差しを浴びて翅を広げ

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飛翔訓練



しばらくして、2回目のおしっこ

8:11
最後に数滴のおしっこをしてから、フワリと飛び立ちました。

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お天気に恵まれて良かった!

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バイバイ。
精一杯生きるのだよ。


猫庭でみつけたアゲハの幼虫の保護から32日。
全員無事に羽化できてホッとした〜。


memo(我が家環境で)
・孵化から終齢幼虫まで・・・・・約12日
・終齢幼虫から前蛹まで・・・・・約8日
・前蛹から蛹まで・・・・・・・・約1日
・蛹から羽化まで・・・・・・・・約12日


あ、そうだ。
はるみの枝から羽化後の抜け殻を外してみたところ、蛹を固定するための糸は、お尻と肩?あたりの紐だけかと思いきや、頭部から尻尾まで一枚の布状の土台が作られていました。

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鉢にはりつけてみた

安定して蛹の時間を過ごせるように、こんなにたくさん糸を吐いていたんだね。





追伸)
一昨日発見したあらたなタマゴに加えて、あらたに3つの卵を発見しちゃった。^_^;
3日に1度は新しいタマゴが生み付けられている感じです。

みんな無事に羽化させてあげたいのはやまやまなれど、だからと言って際限なくミカン科の植物を増やすわけにも行かないので、悩んだ挙句、我が家都合のルールを決めました。

まず、バイマックルーとはるみは、基本エサとはしない。(イザというときには提供する)
なので、バイマックルーとはるみにタマゴを発見したときは、ヘンルーダとグレープフルーツにタマゴを移動する。
移動した先でタマゴが孵化できるかどうかは自然に任せる。
エサ(ヘンルーダとグレープフルーツ)に余力があればなるべく早く保護する。
大きくなってから餓死させることがないよう、保護する頭数は制限する。

以上。


ということで、これにてアゲハの観察日記は完結です。


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2021年06月10日

黒柴こたろう君の介助ベストをリメイク

プロッキーちゃんのお友達、黒柴こたろう君(15歳6ヶ月、8.6kg)からベストを着用した写真を何枚か送っていただき、リメイクのご相談をしておりました。

写真を見ると、こたろう君は後脚が踏ん張れずお腹側に入っている姿勢です。

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こちらは後肢も前肢も突っ張った前傾姿勢の小豆ちゃん
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こたろう君のケースだと、歩行の介助は車イスかおパンツタイプの後肢介助グッズが良いと思います。
もともと介助ベストは日常的な動作の介助を目的に部屋着兼パジャマとして作ったもの。
自力歩行ができている場合は転ばぬ先の杖となりますが、こたろう君のような体の状態でのお散歩の介助には力不足です。

また、女子より男子の方がお腹の繰りが深くなるため、後ろ半身の持ち手がさらに用を成しにくくなります。

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繰りが深いほど裾が持ち上がります

そのうえで、もう少しお尻側を介助できれば、、、というご意向をうけてのリメイクとなりました。



介助時に一番テンションがかかるのが持ち手の縫い付け部分。
気持ち後ろ寄りもということで、飼い主さんからの「こんな形はどうでしょう?」というご提案もいただきながら、ぽちの介助を思い出しつつ試してみたのは、持ち手の後ろ側を最後肋骨位置近くまで延長して、握る位置を変える方法。

持ち手をしつけ糸で止めて、4kgほどの重りを入れてみた写真です。
(右側が頭です)

持ち手の真ん中を握ると、前半身があがり

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持ち手の後ろ寄りを持つと、お尻側を少し持ち上げやすくなります。

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つまり、サポートしたい側を意識して持ち手を握ってもらう形です。

握った位置が重さで真ん中にずれていかないように、持ち手の後ろ寄りの握り位置にサブベルトを縫い付けることにしました。

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サブベルトの色を変え少し短かくしたのは、わかりやすくかつ手を入れやすくするためです。

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普通に介助する際は、持ち手の真ん中か前寄りを握ります。

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今回のリメイクでは、後ろ半身の持ち手を取り、お腹の繰りも当初より深くしました。

男子の方が女子よりお腹の繰りが深いのは、おちんちんがベストに当たると本犬が不快だろうし、排泄時におしっこがついて不衛生になってしまうから。
繰りの深さは採寸結果でお知らせいただけなかった場合は、最後肋骨位置あたりまでの深さにしているのですが、背中が丸くなってきたコは、もう少し深くした方が良さそうです。


この形で、少しでも飼い主さんのご意向に添う形になっていれば良いのですが。



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2021年06月07日

アゲハの幼虫観察日記(その12)

6月7日(お泊まり31日目)

6:20
最初に蛹になったコが羽化していました!

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このあと、掴まっていた枝から落ちてしまい

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急いで紙を取り外し、いつでも飛び立てるよう鉢ごと外に移動。
(周りの紙は前蛹になる時に動き回るので落下防止対策として、蛹になってからは日除けとしてそのまま巻いていました)

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しばらくすると鉢から落ち、タイルの上を歩き回るので、園芸用の支柱に掴まらせて

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エキナセアのプランターに立てました。

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翅は充分伸びて乾いているように見えるけど、なかなか飛び立ちません。

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手前は空っぽになった蛹の抜け殻です



7:05
大量のおしっこをしました。

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蛹になる前は緑色っぽい水様便でしたが、羽化後のおしっこは無色透明。
こんな小さい体なのになかなかの量です。
体を軽くするのは、飛び立つ準備なのでしょうね。

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ずっと見ていたけど、そうもいかず。



8:07
ゴミ出しのついでに見ていたら、またまたおしっこをしました。

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が、まだ飛び立つ気配はありません。

8:37
1、2滴おしっこをしたあとに、棒を上の方まで登り翅を閉じたり開いたり。

(動画です)

いよいよか?
と気を持たせておきながら、まだ飛びません。^_^;


実は今日は、どうしても外せない用事で外出しなきゃでして。
多分、あと数時間もしないうちに飛び立つと思うんだけど、残念ながらそれに立ち会うのは無理っぽい。



1日遅れで蛹化した二番目のコも、黒っぽく変色していてそろそろ?な感じです。

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右の末っ子は、まだ数日かかりそうです

ティッシュboxの中では翅を広げられそうにないので、割り箸を瓶に立ててケーキの箱に移動。

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羽化後のおしっこは、箱の中にしてもらおうという算段。(笑)



ちなみに、これまで「アゲハ」とだけ書いていましたが、このコたちはナミアゲハです。

そして、チョウは1頭2頭と数えるんですって。
ほほぅ。
(そういえば、お蚕さんも1頭2頭と数えてもらいました。)

成虫の寿命は2週間から長くても1ヶ月程度らしい。

いろいろ経験して学習することって、たくさんあるよね。


たっぷり日差しを浴びて、風に乗ってあちこち元気に飛び回って欲しいな。

---------------

9:33
夫が見た時には、1頭目は既に飛び立っていたらしい。


11:49
リモートワーク中の夫がトイレに立ったついでに見ると、2頭目も羽化が終わっていたとのこと。

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(夫撮影)

ワタシ「おしっこした?」(あ、アゲハがですよ)
夫「まだしてない」
の返事で急いで帰宅したのですが、実は飛ぶ支度(おしっこ)は既に済んでいたようです。


12:50
帰宅して玄関を開けると、写真を撮る間もなくヒラヒラと舞いながら飛び立って行きました。


というわけで、2頭目の抜け殻です。

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もしかして寄生?とか、いろいろ気を揉みましたが、無事に羽化してよかった!


そんなこんなで、残るは末っ子のみ。

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今度こそ、羽化と飛び立つシーンをちゃんと見たいものです。


終齢になってからの3頭の食欲で、はるみの上の方はほとんど食べ尽くされてボロボロです。

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おつかれさま、ありがとね。
と、はるみの鉢にたっぷり水をやり、太陽の光を当てています。



で、ですね。

実は今朝、ヘンルーダに2つのタマゴを発見しちゃっておりまして。^_^;

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さて、どうしよう。

また保護して1ヶ月(今日の2頭はぴったり1ヶ月の滞在でした)見守るか、それとも自然に任せるか、、、。



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