このあたりもず〜っと雨が降り続いていましたが、昨日は久方ぶりに太陽が顔を出しました。
いったい何日ぶりだろう、、、。
ここ数日の、猫庭のあれこれ。
7月8日
雨降りでウォーキングもできず、玄関周りの葉っぱを念入りにチェックしていると、アゲハの幼虫用に買い足したはるみの葉っぱに奇妙な模様。

調べてみると、ミカンハモグリガ(またの名をエカキムシ)の仕業らしい。
これまでのハーブonlyだった猫庭とは違う世界が見えてきたことに戸惑っています。
薬剤は撒きたくないし、これ以上ミカン科の害虫に詳しくなりたくないのが本音。
虫の痕跡は新芽の柔らかいところに集中していたので、せっかく伸びてきたはるみの新芽をバッサバッサと切り戻し、玄関に避難。
今いるアゲハの幼虫が飛び立ったら、あとは全面的に自然に任せて、食べ散らかしてもらってミカン科は一掃しよう!
バイマックルーを除いて。
バイマックルーは害虫の季節が終わるまで玄関でひ弱に育てるしかないか。
7月9日
エキナセアの花にシジミチョウ。

翅を広げると、エキナセアのピンクに映える薄紫のきれいな色。
ルリシジミかな?
この雨の中、ミツを吸い、産卵の場所を探して飛び回っているのかも。
自然の中で生きるって、すごく大変な事なのだろうなとしみじみ感慨に耽っていると、ハゲハゲのグレープフルーツの鉢に小さな幼齢虫を見つけてしまいました。
冷たい雨に打たれながら、いろんな虫との生存競争を小さな幼虫が勝ち抜けるのか?
と思うと不憫で、、、。
今ならヘンルーダも1頭分くらいは賄えるからと、思わず保護。
保護直後はほとんど動かず、葉っぱも食べている様子が見られず、大丈夫かい?と観察していると
あれっ?
ナミアゲハとちょっと違うくない?

なんか、トゲトゲがいっぱいあるし、色も薄い感じ。
アゲハ?
それとも、全然別の虫?
調べてみると、多分このコはクロアゲハの幼虫ではなかろうかと。
クロアゲハか〜。
ナミアゲハはわりとよく見るけど、クロアゲハはこのあたりではたまにしか見かけません。
できれば無事に羽化して飛び立つ姿を見てみたい!
ただね、クロアゲハはかなりの大食漢らしい。
はるみはバッサバッサと切っちゃったし、おかわりヘンルーダはまだちっぽけだし、元気なのはバイマックルーくらい。
仕方ないな。
ワタシのタイカレー分だけ残して、クロアゲハにバイマックルーを分けてあげるかぁ。
7月10日(晴天)、11日(曇天)
昨日、今日と、保護していた2頭のナミアゲハが飛び立っていきました。
羽化はどちらも早朝。

雨じゃなくて良かった!
不思議なのは蛹になった日も違うのに、2頭は同じ方向を向いて蛹になっていました。
明るい方を頭にするとか、何か法則があるのかな?

実は、これ以外にもう1頭ヘンルーダの鉢に終齢幼虫がいます。
この終齢幼虫がすっごく慎重派。
探さないとわからないような葉っぱの影に隠れています。
そして、終齢幼虫になって既に9日が経過するのに、まだ3日目?くらいのサイズ。
これまでは終齢になって8日くらいで前蛹になっていたのに、あまりの小ささに無事に蛹になれるのかちょっと心配。
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