9月20日(月)
朝見ると、幼虫たちに異変が!
割り箸に登っていた幼虫が、あるものは細く伸びていたり(昨日まではわりと丸っとしていた)、イナバウアーのように下半身だけ割り箸に着けてのけぞっていたり、あるものは飼育ケースの底で丸まっていたりで、全く動きがありません。
(写真はありません。
細く痩せた姿がかわいそうで写真を撮ることができませんでした。)
これは、、、、
ダメだったのかな?
蛹化に失敗した?
エサが足りなくて死なせちゃった?
寝る前にもう少しビオラの葉っぱを足してあげればよかったのかな?
ペットボトルの飼育ケースがダメだったのかな?
屋内より屋外の空気が好きなのかな?(そりゃそうだよね ( ; ; ))
と、飼育ケースの掃除をしながらあれこれ考えました。
もしかして復活してくれないかな?と、少し丸みの残っている幼虫と、割り箸のイナバウアーを含む数匹をビオラの近くに置き、他の亡骸はもといたスミレの鉢に返しました。
ツマグロヒョウモンの幼虫のために買ったビオラだけど、花を楽しむだけになっちゃったねと思いながら苗をプランターに植え終えて、ふと見ると、、、。
ん?
んんん?
動いてる!
亡骸と思っていた幼虫が、スミレの鉢でムシャムシャと残った葉っぱを食べとるやん。

Wもしかして?組Wの、細く伸び切っていた幼虫も、イナバウアーも、ビオラの葉っぱ目指してモゾモゾ動いてました。
何なのさ〜。
すごーく申し訳ない気持ちで半泣きだったのですが、とりあえず、生きててよかった!!!
あんまり驚かせないでほしいなり。

夜は寝るとか?
寒いと動かないとか?
休んでるときは伸び切って細くなるとか?
なんかわからんけど、ナミアゲハと同じと思っちゃいけないんだね。
雑草と一緒に捨てちゃわなくて本当によかった!
割り箸でイナバウアーをやってた幼虫は、今はビオラの葉っぱでイナバウアーをやってます。

葉っぱと割り箸を行ったり来たりして、結局割り箸にぶら下がる幼虫はそれなりに大きいので、もしかして蛹化が近いのかも。
まだ付き合い始めたばかりで、ツマグロヒョウモンの生態がよくわかりません。
このあと無事に成長して行けるのか?
それとも復活は一時的なものなのか?
もしかして、既に寄生されててこうなのか?
よくわからないので、とりあえずエサを切らさないようにして様子を見ていきます。
なんとなく、、、ですが、ビオラよりも元々食べてたスミレの方が好きらしい。
それもあってか、屋内よりも屋外の幼虫の方が元気な印象です。
でも、スミレはほぼ食べ尽くされていて、あとはビオラしかないんだよね。
この先は、食に過敏なコは生き残れない可能性もあるかもしれない。
とりあえず、外で息を吹き返した(?)コたちは、隣にビオラの鉢を置いて、このまま外で蛹化までを過ごしてもらうことにします。
その後、時々様子を見ていたら、夕方までに4匹の幼虫がビオラの鉢に移動していました。

丸で囲んだ一株に4匹が集中していたので、隣にビオラのプランターを移動しておきました。

ビオラの苗は、プランターに8株とポットのままが2個の計10株。
蛹になるまで足りるといいな。
そして、それまで新たなタマゴは生みつけないで欲しいなり。
この日の朝、10頭目のナミアゲハは無事に蛹になっておりました。

ド派手な赤黒トゲトゲトゲ衣装のツマグロヒョウモンに比べると、ナミアゲハの見慣れたかわいい緑色の蛹にホッとします。^_^;
今思うとナミアゲハの幼虫の飼育は、すごく平和です。
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ぽちの和は、犬とハーブ(植物療法)とものづくりの教室です。
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