介助ベストのご依頼とお問い合わせが数件。
あれやこれやで少し慌ただしく過ごしております。
まず、お詫び。
前回のブログのらむねさん。
男子と書いておりましたが、女子でした!
ごめんね、らむねさん。
なんでそんな勘違いをしたかと言うと、、、。
介助ベストは、製作にあたって7〜8箇所の採寸をしていただくことになります。
体の大きいコの場合、腰部にスリットを入れて後ろ半身の持ち手をつけることが多いのですが、ある部位の長さが短い場合、背中心の着丈を長くしなければならないケースがあります。
らむねさんがこのケース。
で背中心を延長した結果、男子の場合と同じようにお腹の繰りが深くなっていたので、写真を見て男子だと思い込んでおりました。
(背中心を延長した結果、男子同様後ろ半身の持ち手を使ったときの遊びがさらに大きくなる、、、ということに今更ながら気が付いた次第です。)
らむねさんのようなケースの対策はすでに見つけたのですが、本当に男子の場合の性別問題は未だ残っており、こたろうくんタイプの持ち手にするのはまず最小限必要で、+アルファの工夫を今後考えることになるのかな。
実は、そのこたろう君。
つい先日、16歳のお誕生日を迎えた翌日に、旅立ったそうです。
介助ベストのご依頼をいただいた時に、体の状態を伺って車イスが良いのでは?と思い。
同じ柴犬だし、サイズが合うならぽちの車イスを、、、ということで、車イスを使って頂いておりました。
正しい姿勢って介助、介護にも大事。
後肢が弱っても車イスが立ち姿勢を助けてくれます。
正しい姿勢は誤嚥を避け、消化も助けてくれます。
立たせて少し歩かせてあげたら、夜泣きが止むこともあったりします。
こたろうくんは、車イスを活用しながら最後まで寝たきりにならない生活ができたそうです。
こたろうくんに使ってもらえて、ぽちも喜んでいると思います。
ありがとね。

昨日までそこにあった姿がある日なくなってしまう。
悲しくないはずがありません。
でも、介護の時間をもらえた飼い主は、もしかしたら突然の事故や病気で愛犬を失う飼い主よりずっと幸せかも?って思います。
少しずつ、ゆっくりゆっくり、覚悟ができていくから、、、。
そんなことを考えながら、こたろう君への贈らない送り花を買ってきました。

飼い主さんからいただいたメールは、大事に胸の内にしまっておきます。
ぽちの車イスは、サイズが合うようでしたら無料にて貸し出しいたしますので、お問い合わせください。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ぽちの和は、犬とハーブ(植物療法)とものづくりの教室です。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」
