2014年10月10日

「キレイをつくるハーブ習慣」

「統合医療」という言葉をご存知でしょうか?

西洋医学による医療だけでなく、その他の代替医療と合わせて患者を治療していくということ。

明治維新後、日本の伝統医療(漢方や鍼灸)は衰退して行きましたが、それでも伝統医療が残ってきたのには、それだけの理由があると思います。

実際、私自身、自律神経系の不調に長期にわたって医薬品を飲み続けていた時期がありましたが、東洋医学で「あれ?そういえば!」「いつのまにか・・・」と改善し、助けられたことがあります。
しかも、主訴(一番気になっていた事)は別で、東洋医学の門を叩いたのにも係らずです。
それこそが局所医療と言われる西洋医学と、全体医療と言われる東洋医学の違いだと思います。

それ以前は、病気と言えば、西洋医療を行う病院しか思いつかずにいましたが、それぞれに得意不得意があることを知りました。
「補完」医療とも「代替」医療とも言われますが、逆にそちらの方が状態によっては必要だったりもします。
ハーブを始めた時に、ハーブが東洋医学に近いと感じたのも、西洋医学とハーブを含めた補完・代替医療は両輪だと思ったのも、実はその経験があってこそです。

この本

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「キレイをつくるハーブ習慣」は、日本ではじめてハーブ専門外来を立ち上げた、内科のお医者さんが書かれた本です。

私は、西洋医療と補完・代替医療のそれぞれに得意不得意がある・・・と感じましたが、この本では、それぞれに長所があり、それぞれに役割があると書かれています。
そっか、役割か。
確かに、それぞれの長所を知り、役割分担しながら患者さんをバックアップしてもらえるのが一番理想かもしれません。
そして、患者の状態だけでなく、その人にどちらが向いているかもあると思います。
できれば、医療従事者がそれを知った上でうまく連携を取り、患者さんに必要なタイミングで必要な方を提案してもらえるのが一番なのですが、まだ、なかなかそういう状況でもないですよね。

もちろん私は医療従事者ではありませんし、なんでもかんでもやみくもに「ハーブだよ!」と言いたい訳ではありません。
でも、そこはお薬じゃなくてハーブでバックアップすればいいんじゃない?って思うこと、結構あります。
けれど、飼い主さんがひとつの方法しか知らなければ、選択しようがない訳です。
だからハーブを伝える仕事をしたいと思ったのです。
人の世界はもとより、まだまだこういう獣医さん(ハーブを知ってる獣医さん)は少ないですからね。

ともすると、「アンチエイジング=若返り」と捉えられてしまいがちですが、私は「アンチエイジング=よりよく老いる」事だと思っています。
この本には、「アンチエイジング=健康に生きる」と書かれています。
よりよく老いる、健康に生きるために、もっとハーブが活用されるようになると良いなぁ・・・。

ハーブにできること、実は結構いっぱいあるんですよ♪
いよいよ明後日となった『第3回 犬豆日和』のプチセミナー「ハーブでわんこにできること」では、そんなあたりのお話をしたいと思っています。

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今日は、元職場(某大学院の研究室)の同僚(先輩)と、久しぶりの再会♪
ランチ後、ぽちの和セミナールームにお越しいただきました。

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ほぼ同世代。

おしゃべりして、ハーブティーいっぱい飲んで(飲ませて(笑))、心も身体もデトックス。
今頃さかんに利尿してるかも?(笑)

また遊びに来てくださいね〜。



posted by ぽちの和 at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろ
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