2015年11月16日

パートナーにも薬膳ごはん(Vol.3)

昨日は、新宿Aroomで開催された、薬膳セミナーの4コマ目、5コマ目を受講してきました。

4コマ目の「春」では、ハーブについてのご紹介も。
ハーブと漢方は同じ名前で呼び名が違うものが結構あります。
なので、ハーブと漢方の両方を併用しないようにしてくださいね〜とは、ぽちの和のセミナーでもお伝えしています。

薬膳はお薬ではないので、ハーブとの併用可です。
ハーブで助けることで期待した結果が早く得られる相乗効果もあるよね。
もしくは、薬膳で日々の体調を整えつつ、何かあった時にハーブを・・・という使い方でも良さそうだなと思いました。

先日の犬の植物療法セミナーでもお話をしましたが、医食同源とも言われるように、日々のごはんは大事です。
食生活や運動など、ものすご〜く健康に留意しつつ生活をしていても病気になる人はいるし、鯨飲・大食・タバコスパスパでも元気で長生きの人もいる訳ですから、当然持って生まれたもの&個体差があります。

今の状況にあう食材とごはんは?については、陰陽五行を理解しないとなかなか選びにくかったりもします。
が、多分ですけど、日々のごはんを選ぶ時に、そこまできっちり陰陽五行を考えながら食事を選ぶ人っていないと思います。
春の養生ってこうなんだよね。
最近ちょっとこうなんだよね。
陰虚に思えるけど、実は陽が増して陰が足らない状況なのかな?
下痢が続けば消化に優しいごはんにしようとか、今日はごはんいらないとか。

そんな風に、身体と心が勝手にコントロールもしていると思います。


「ごはん」なのでね、毎食同じ物みたいにものすごーく極端なことをしない限りは、大きな問題にはなったりしません。
そう考えてみたら、ドライフードって、「毎食同じ物」の繰り返しですよね。
いやいや、それってやっぱ不自然でしょ?
365日ずっとおなじごはんって、そのことだけでも偏りですってば。(笑)


薬膳や東洋医学って統計学と言われています。
これを食べたらこうだった。
このツボを押したらこうなった・・・という積み重ねからきた統計学。

ハーブも、伝統的に用いられてきた植物たちです。
けがした時にこの草をすりつぶしてぬったら治りが早かったとか、風邪の時にこれ飲んだらひどくならずに済んだとか・・・
つまり、どちらもそもそもは経験や伝承の積み重ね・・・ってことは、とっても近いものですよね。

現代の私達が学んでいるハーブは、ハーブの働きに成分という化学を紐づけられたものだったりもしますし、化学的なメカニズムや根拠はわからないけど・・・というものももちろんたくさんあります。

でも、すべて科学的な根拠が必要ではないと思います。
だって、ホリスティックってそもそもがパーソナルなものだから。
みんな同じのはずがないですから。

薬膳とハーブもですし、西洋医学と東洋医学もですし、どちらかひとつを選ぶ必要はありません。
一方の足らない部分をもう一方で補いつつ、両方のいいとこどりをするのが一番賢い選択だと思います♪

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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
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posted by ぽちの和 at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろ
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