超長文ですがおつきあいくださいませ。
【12月29日(火)】
半年ぶりのぽちの健康診断。
ぽちは、毎月鍼に通っています。
鍼の先生のところは、検査などは一切行いません。
なので、健康診断は西洋医学の獣医さんのところに行っています。
以前は、近くのおじいちゃん先生のところでお願いしていたのですが、おじいちゃん先生には血管の細いぽちの採血が難しくなり、その後はセカンドオピニオンとして時々お伺いしていたハーブを知ってる獣医さんにお世話になっています。

エコーの結果は、
左の腎臓にちょっと石灰化がある(老齢による通常の変化と考えて良い)
肝臓がちょっと小さい
胆嚢が見あたらなかった
右の腎臓が見つからない などはありましたが、「みえる所」は全て異常なしとのこと。
ぽちの目は、白内障ではなく老齢による核硬化症。
なので、視力を完全に失うようなことは、多分なさそうです。
BUN(9.2〜29.9) 50.1(3月) → 73.7(6月)
Cre(0.5〜1.5) 2.0(3月) → 2.6(6月)
と、腎不全発覚から3ヶ月で急激な数値の悪化があり、6月以降大きく変えたのはごはん。
そしてハーブのチョイスと与え方。
腎不全の進行具合の目安となる血液検査の結果は、多分明日にはご連絡をいただけると思います。
医食同源、食は身体を作るものと言われますが、健康な子のごはんでさえ諸説あります。(あきらかに「それ違うでしょ?」ってのも含めて)
ましてや、腎不全のわんこの食については、時として真逆とも言えるような情報があったりもします。
そんな中で、私自身が、ぽちの飼い主として、ハーブをやっている者として、後悔のない選択をしていこうというのが今の状況です。
腎不全にこのごはんが良いらしいですよ。
このお水が良いらしいですよと、いろいろな方から情報をいただいており、こんなにぽちを気にかけてくださる方がおられることに感謝しております。
ぽちも私も幸せ者です。

8時間でよかったのに、16時間も絶食させられたぽちさん。(^_^;)
車中でごはんを食べてようやく落ち着き、そのままお墓参りへ。

体重、7.1kg
ちょっと減っちゃった。
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【12月30日(水)】
血液検査の結果をお知らせいただきました!
数値改善していました。(うっ、うれしい)
BUN(9.2〜29.9) 50.1(3月) → 73.7(6月) → 43.5(今回)
Cre(0.5〜1.5) 2.0(3月) → 2.6(6月) → 2.0(今回)
その他の数値は異常なしなので、割愛しますとのこと。
(「その他の数値は異常なし」ってあたりは、さすがハーブっこ♪)
以下、ハーブを知ってる獣医さんからの所見です。
> 前回に比べ。BUN 73.7→43.5 CRE 2.6→2.0と安定しています。
> 間違てはいけないのは、腎機能が回復した、治ったということではないということ。
> 現時点での処置でコントロールがうまくできているということです。
>
> 腎機能は次第に衰えてきます。衰えた機能は回復しません。
> 降圧剤、活性炭、補液と治療方法はありますが、
> もちろんすべてを早期に始めた方が好ましいです。
> しかし、それでポチちゃんの生活の質(QOL)が低下してしまうのであれば元も子もありません。
>
> 超音波検査では通常よりも肝臓が小さく見えます。
> 小さいからと言って機能が弱いというわけではないので心配しないでください。
> 左側の腎臓も問題ないでしょう。
> 右側の腎臓はかなり肋骨の奥の方に隠れているらしく今回は確認できませんでした。
> 次回またチャレンジしたいと思いますが、左側の腎臓と血液検査の結果からも、
> 特に問題はないと思います。
> その他、脾臓、膀胱もきれいです。
>
> 今まで通りの管理を続けておいて問題ないと思います。
腎臓は不可逆性の臓器。
一度悪くなってしまうと、回復することのない臓器です。
それについては、幸か不幸か、この先生(↑)からしっかり教わりました。
それだけに、いろいろ悩みながらぽちの腎不全と向き合ってきました。
なのでこの結果は、ちょっと泣けちゃったくらいにうれしいです。
降圧剤も活性炭もやめ、ホリスティックという選択をしたことが、(現時点では)間違いではなかったのだということにも安心できました。
それを許容してくださる先生だったことにも感謝しています。
とは言え、多少数値が改善したと言っても、腎機能が低下していることに変わりはありません。
この先もいろいろ悩みながら、ぽちのQOLを維持するための「選択」をしていくことになると思います。
最近、ぽちの眠り方が深く重い感じに変化しているという印象がありました。
つい先日、同い年のぽちの友達わんこがなくなったこともあって、ちょっと弱気になりかけていましたが、よしよし、まだまだいけるよ、ぽち。
数値を知ることで作ってしまう病気もあれば、知ることで前向きになれる場合もあるんだよね。
やっぱり、西洋医学とホリスティックは両輪です。
ぽちはすごいです。
いつも、わたしに大事なことを教えてくれます。

前回様子見だった膣炎は、今のところ再発無し。
頭フリフリしていた外耳炎も、ごはんの見直しとハーブのケアで落ち着きました。
ハーブをやってて、本当に良かったと思います。
わたしにその道を示してくれたのも、やっぱりぽち・・・なんです。
- memo -
確か、以前、MRIを撮った時の画像があったはず・・・と過去のブログから写真をピックアップ。

もっと大きいので、上から見たのがあったんだけどな。
ちょっと探してみようっと。
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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」
