新潟は、ワタシが幼稚園から小学生の高学年までを過ごした場所でもあります。
時々テレビをつけ、なかなか消えない火に気持ちがザワザワしていました。
雪国の商店街ではひさしを長く伸ばして、その下を通路とする雁木造(がんぎづくり) が一般的です。
今回の火事では、強風だけでなくその雁木造りも延焼の理由のひとつにあるのかも?
被災された方に、心からお見舞い申し上げます。
実をいうと、十数年前に、細い道路を1本隔てた隣家が火事を出したことがあります。
二階で仕事をしていると、やけに煙臭いのと、子供の泣き声に「なんだろう?」とカーテンの隙間から外を覗いて事態を把握。
消防車もすぐにやってきました。
役に立ってるのか立ってないのかわからないながらも、外水道から放水をしていると、お向かいのお母さんに「雨戸、閉めといたほうがいいわよ!」と言われ、ホースをご近所さんに託して急いで雨戸を閉めに戻りました。
出火の原因は、子供の火遊びでした。
母親は外出中で、小学校に上がりたてくらいの男の子と、赤ちゃんだけでの留守番中の火事でしたが、幸いなことに、人的被害は免れました。
焼け落ちたのは火元の家だけで、隣接した二軒のお宅は外装を少し手直しする程度で済んだようです。
火元の家と隣接してカーポートのあるお宅も、近くに住む火元の家のオーナーさんが早めに車を移動してくださり無事でした。
あのままガソリンの入った車が停まっていたら・・・と考えるとぞっとします。
ご近所さんの気転と連携にも感謝でした。
わりと冷静に対処していたつもりの私でしたが、
「雨戸、閉めてきなさい!」
「車移動するからキー貸して!」
と、言われて初めて気が付いた自分にびっくり。
もし、間の道路一本がなく、隣接した家だったら???
多分、ワタシ、もっと動転していたと思います。
ご近所付き合いの希薄な集合住宅から、今の家に引っ越してきて間もない頃でした。
ぽちは、まだ生まれる前の話です。

防犯にも、防災にも、ご近所さんの目、ご近所さんの気転と連携が役立ちます。
仕事を持っていたり、子育てで忙しかったり、自治会費やら、普段のゴミ出しマナーや、ペットの苦情やら、いろいろあって面倒でしょうが、やっぱりご近所さん付き合いは大事と思うワタシです。
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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
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