2017年06月09日

うちの子ブレンドを作る

水曜日は、3月から始まった「犬の植物療法」セミナーの最終回(Step.4)でした。

Step.4の実習は、「うちの子ブレンドを作る」。
テーブルの上には、これまでに学んでいただいたハーブが全て出揃いました。
(わんちゃんによっては、プラスα のハーブをご用意することもあります。)

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実践していただきながら変化もお伺いできるのが、月に1回のペースで学んでいただく最大のメリットです。
全回以降のお話しを聞きながら、「あ、その場合はね・・・」とお伝えできることもあったりします。


Step.1からお伝えしていったことをしっかり実践してくださっていて、黒柴咲ちゃんはジャーマンカモミール大好きっ子になりました♪

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ジャーマンカモミール ラブ♪ な 黒柴 咲ちゃん(6歳)

あんまりお水を飲まなかった咲ちゃんですが、ジャーマンカモミールのハーブティーは特別なものらしく、ほとんど一気飲み状態になるほど好きなんですって。(^_^;)

犬もヒトも、年齢を重ねるといろいろ溜め込んでいってしまいます。
「しっかり飲んで、しっかり出す」 これ、基本です!
 
咲ちゃんは、温湿布も大好きで、ジャーマンカモミールで温湿布をしてあげるとうっとりウトウトして朝までぐっすり眠れるそうです。
咲ちゃんの気持ち良さそうな顏を見ると、飼い主さんもやってあげたくなる訳で、今では週に1回温湿布をしてもらっているそうですよ。(絆ホルモン、幸福ホルモンとも呼ばれるオキシトシン分泌しまくりですね♪)

ジャーマンカモミールは、皮膚や消化器にも良いし、気持ちを静めてくれる鎮静効果も高いハーブです。
わんこのケアに是非持っておいていただきたいハーブのひとつです。
もし、とっさの時に何かひとつだけハーブを・・・だったら、ワタシはジャーマンカモミールを選ぶかな?


今クールは、皮膚にまつわるトラブルがメインの回でした。
皮膚は最大の臓器、最大の排泄器官とも言われます。
外的要因が係るものもあれば、内的要因が係るもの、遺伝やメンタルが係るものなどいろいろあります。
ハーブで必ず改善するとは言い切れませんが、お薬に頼らないハーブでの対処の方法もあったりします。

身体の内側は目で見ることができませんが、皮膚は飼い主さんが一番わかりやすく、一番気になる場所でもあります。

ぽちもアレルギーわんこですので、以前はワタシもぽちから目が離せなかったり、エリカラを外せなかった時がありました。
内股をしつこく舐める姿に「そんなに舐めるからひどくなるんでしょ!」とイラッとしたこともありました。

いろいろ模索しながらの手作りごはんとハーブ。
いらないものを溜めこまない。
いらないものはしっかり出す。
生活の見直しやマッサージ などなど・・・
それらを続けて行くうちに、お薬やエリカラのお世話になることが減り、皮膚以外のトラブルも減っていきました。

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皮膚トラブルということで、アポキルも話題にあがり、今回私もいろいろ学ばせていただきました。

カウンセリングシートには、咲ちゃんの気になることをたくさん書いていただいたので、皮膚以外にもいろんな部分でハーブでおうちケアができるということも、ご理解いただけたのでは?と思います。
普段の生活の中で、咲ちゃんの様子を見ながら、ハーブをブレンドし、ハーブをケアに役立てていただければと思います。



≪ご感想≫
ホリケアで通信で学んだことがボヤーっとした感じで、取り入れられずにいたのですが、ここで教えていただき、安心して取り入れられるようになり、とても良かったです。
いろいろ知ることができたので、勉強になり、ハーブにますます興味がわきました。

(咲ちゃんのお母さんは、通信講座でホリスティックケアカウンセラーの受講をなさった方でした。いざ実践となると、ちょっと不安・・・ということで「犬の植物療法」を受講してくださいました。)

≪実習の内容について≫
Step.1「飲む」・・・ダンディライオンのミルクティー
 ミルクティー、すごくおいしかったです。

Step.2「食べる」・・・ベースとなるハーブのブレンド
 飲む以外に食べる! 意外でした。

Step.3「外用する」・・・温湿布体験
 自分も気持ち良かったですし、咲も気に入っています。
 こういう使い方があると参考になりました。


Step.4「まとめと実践」・・・うちの子ブレンドを作る
 たくさんのハーブをブレンドしていいのがわかって安心しました。
 ティンクチャーも試してみたいです。




実は、「犬の植物療法」は回を重ねるにつれてお伝えしたい内容が増えていて、当初90分のセミナーでしたが、今は120分のセミナーとなっています。(それでもちょっと時間が押してます(^_^;))
ホームケアで実践していただくためのあれこれをしっかり盛り込んだ内容です。
(セミナー修了後には、無料のサポート期間も設けてありますので、しっかり活用していただければと思います。)


ハーブは医薬品の元となっているものでもあったりしますが、だからと言ってハーブをお薬的に使ってしまうことはオススメできません。
トラブルに対応したハーブを選べるようになることも大事ですが、ハーブが得意なこと、ハーブだからできることを知っていただいたうえで、ホリスティックに全体を見ながら愛犬のホームケアに、ご自身のケアに役立てていただきたいと思います。

なぜ?
いつから?
何かきっかけになりそうなものがあった?
どうして繰り返すのかな?

それを考える事はとても大事です。

犬と飼い主は鏡のような存在です。
愛犬の何か は 実は飼い主さんの何か が原因という場合もあったりします。

愛犬と一緒に、飼い主さんご自身も整う事。
そのためにも、是非、愛犬と一緒にハーブを取り入れていただけるといいなと思います。

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かわいいぽち袋、いただきました♪

補完・代替療法、ホリスティックケアといわれるものにはいろいろな療法があります。

マッサージもしかり、ホメオパシーやバッチもしかり、鍼灸も、そしてハーブもその中のひとつです。
愛犬のトラブルに、いろんな引き出し、いろんな選択肢を知っておくと心強いと思います。
そして、それらだけ(代替療法、ホリスティックケア)に偏るのではなく、獣医さんともしっかり連携を取りつつケアの方法を選択できて行くのがベストだと思います。


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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
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posted by ぽちの和 at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | お客様の声
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