2017年08月15日

ぽちに車イスを作るのだ!(Vol.3)

正直、ネットで後肢が不自由になったわんちゃんが、2輪の車イスを使ってうれしそうに走り回る様子を見て、車イスの導入は、すごく簡単!なことのように想像していました。

2輪と4輪の違いや、ぽちの体の状態や性格もあるでしょうが、新しいものへの挑戦は決して簡単な訳ではなく、今のところぽちさんはがっちり周囲を囲むフレームと車輪に、「なんなの〜」 と戸惑っているようです。

そんな訳で、まずは、車イスを使う事に(ぽちもワタシも)慣れることが先決と考え、当面、お散歩前に車椅子慣らし散歩 → その後、車イスは家に置いて普通のお散歩 をしています。


歩行訓練1日目

20170814_1.jpg
ぽつねん

オヤツがないと動きません!の図。(笑)

すぐ脇の車の通りが少ない直線道路でトロトロ歩きながら、後肢を入れる輪っかの高さや位置、胸当て部分の高さを微調整。

本当に車イスに乗ったまま用を足せるのかしらん?と思ったら、小は確かにできました!
立ったままなので云わば立ちション状態。
おしっこのハネが結構あります。(笑)
ハネは洗ったり拭けば良いだけなのですが、ぽちは、しゃがまない(しゃがめない)おしっこをどう感じてるのかなぁ・・・。
(ちなみに、大はまだしたことがありません。)

夏の朝のお散歩は結構早い時間になります。
静かな早朝は、車イスの車輪が回る音が結構大きく感じます。


歩行訓練2日目

後肢を入れる輪っかをおしっこで濡らさずに済むようになりました。
輪っかの位置は、だいたいこれで良さそうです。

が、緩すぎずキツ過ぎずで締めたつもりの胸元のベルトが、途中でこんなことになっておりました。

20170814_2.jpg

地面を嗅いで顏を上げた時に、ベルトが首の上に・・・。
ということは、ベルトが緩すぎたって事かぁ。
このあたりの調整は、使っていくうちに解決して行くと思います。


と、ここまでが慣らし運転2日目までの様子です。


10数メートルをオヤツで釣って往復し、屋内でも歩かせた結果、やっぱり気になるのが前に付いてる補強のバー。

アレがあると、電信柱に寄ってこういう嗅ぎ方もし難くなると思うし



屋内使用時に、ごはんを食べたりお水を飲むのもちょい難しいかも?
(補強は側面ではできないのかしらん?)


赤ちゃんの歩行器のように、体を預けながら行きたい方向に行けるようになると良いのだけれど、そうなるには、まだぽちの足はしっかりしすぎているという事なのかも。(うれしいことですけど)

本体の調整や改造はプロにオマカセするしかありませんので、私ができるカスタマイズをということで、胸当ての部分にブレスエアーを敷くことにしました。

20170814_4.jpg

20170814_6.jpg

これでちょっと当たりがソフトになるのでは?

20170814_8.jpg

3日目に、これのお陰か、おっ?と思う進展あり。
それについては、また後ほど。


「車イス、もう作ったでしょ?」と思われるでしょうが、車体の調整だけでなく、ぽちとワタシが上手に使えるようになって、初めて完成と思っているので、「作るのだ!」シリーズはもうしばらく続きます。

ぽちさん、16歳とまもなく4ヶ月。
目下のところは、車イスなしの方が軽快(ではないけど)に歩きまする。(笑)

が、将来的にはぽちにもワタシにも必要なものだと思うので、少しでも負担なく使えるよう工夫していきます。


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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
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posted by ぽちの和 at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアわんこ・介護
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