2017年10月10日

「糖尿病を予防するなら歯医者に行け!」

金曜日の夜。
「介護期に役立つハーブケア」のモニター受講をしてくださった介護士さん(実は「愛犬の口腔ケア」も受講してくださっています)と、セミナー後のその足で、西田亙先生の「スペシャル健康セミナー」に行ってまいりました。(花小金井塾のメンバーも集結♪)

セミナーのテーマは、ズバリ、口腔ケア!
〜内科医が教える、お口と体の病気の最新常識〜
(ニンゲンのお話しです)


西田先生は、実は糖尿病の専門医。

糖尿病と歯周病はコインの裏表。
「糖尿病を予防するなら歯医者に行け!」と、各地で講演をしておられます。

歯医者さんが口腔ケアの重要性を訴えるのは当然ですが、内科のお医者さんでありながらの歯医者さん押し。
ご自身の歯の治療をきっかけに、肥満が治り、不整脈もなくなったという経験からのお話なので、説得力があります。


長寿の秘訣は慢性炎症” をなくすこと。
慢性炎症” が老化を加速する。
最も恐ろしい慢性炎症” が「口」の中で起こっている。
それがつまり、虫歯と歯周病である。
誰だって病気をしながら長生き(ねんねんコロリとおっしゃっていました(笑))するより、ぴんぴんコロリがいいですよね。
そのためにも、お口のケアは大事!

といういことで、とにかくお話が楽しくて、あっという間の2時間でした。


休憩時間には、口腔環境の改善に役立つとされるロイテリ菌ヨーグルトの試食がありました。

20171009_1.jpg

オハ〇ー乳業のロイテリ菌ヨーグルトは、とろりとした舌触りで、甘さ控えめでおいしいです。
生乳を使用しているので、コクもあります。(ただ、キシリトールが入っているので犬には・・・?)

ロイテリ菌は、そもそもは母乳中に含まれる菌なのだそうです。
赤ちゃんが、腸内細菌叢のバランスが崩れ、痛くて泣くのが乳児疝痛(赤ちゃんの夜泣き)で、その炎症を鎮める働きがロイテリ菌にはあるそうです。
日本ではまだまだ知られていないけど、ヨーロッパでは乳児疝痛にロイテリ菌は常識なのだそうですよ。

実は、この日の午後の「介護期に役立つハーブケア」の話の中で、炎症性腸疾患と介護期の夜泣きの話題が出たのですが、ひょっとして、それにもつながるかも?な話でしょ?


人でのお話しでしたが、むっちゃ楽しく、勉強になり、しかも OHAYO乳業のロイテリ菌ヨーグルト と BioGaia japanの ロイテリ菌配合のガム のお土産付きというなんともうれしいセミナーでした。

20171009_2.jpg

このガム、買うと超お高い。(>_<)
自分で買うか・・・と問われると、ちょっと微妙。
でも、150円のヨーグルトを毎日1個買うとするならば、それより少しお安いです。

お土産でいただいたヨーグルトで、(ワタシが)4日間腸活をした結果・・・。
あきらかに便臭が軽減しました。
(お食事中の方、ごめんなさい。(>_<))

赤ちゃんも離乳食が始まるとうんちが臭くなると聞いたことがありますが、授乳中の赤ちゃんのうんちが臭くない理由には、もしかして母乳中のロイテリ菌も関係していたりするのかも?


金曜日のセミナーでご紹介いただいたのはロイテリ菌ですが、まだ関東地区限定のようです。
口腔環境を整えるとされる乳酸菌には、ほかにもL8020菌やLS1などがあり、それぞれヨーグルトなども販売されていますので、手に入りやすいものを試してみるのも良いかもしれません。

市販のヨーグルトを種菌に、ヨーグルトを作ることもできますが
http://yogurt-sekai.com/archives/109.html
によると、完成したヨーグルトに目的とする菌がいるかどうかはわからないようです。^_^;


腸内環境はアレルギーや免疫など、いろいろな疾患にも係ってきますので確かに大事!!
でも、やっぱり口腔ケアの一番の要(かなめ)は歯磨きですよね。
歯磨きをしないで、ヨーグルトやガムだけに頼る人はいないと思います。
(そこは、犬だって同じですよね。)


ということで、次回はオーラルピースと「口腔ケアセミナー」でもご紹介したCURAPROXの歯ブラシのお話しがあるようです。(予告のスライドに写真があったので、多分)


セミナーの翌朝、兄(実は歯科医)にメッセージ。
> 西田亙先生。
> 内科のお医者さんですが知っていますか?
> 「糖尿病を予防するなら歯医者に行け」と各地で講演をしています。
> 歯医者さんが知っておくべき内容かと・・・。
> 話もすごく面白い。

兄から返信がくることはめったにないのですが、驚いたことにこの日は返信がありました。

> 糖尿病と歯周病の関連は周知されつつありますね。(やっとです)
> (以下略)

兄は知っていたようです。(歯科医なら当然なのかな?)
だったらちゃんと伝えるべきだよね〜。
ワタシ、歯医者さんで「歯周病から糖尿病に・・・」なんて話、聞いたことないぞ。
もっと啓蒙すればいいのにね。


西田先生の病院のHPです。
[講演と執筆] と [健口から健幸へ] 是非是非、読んでみてくださいね。
 ↓
にしだわたる糖尿病内科


そして、、、。
この日、最前列で聴講していたワタシ達のことが、過日の西田先生のツイッターに書かれておりました。(爆)
https://mobile.twitter.com/WataruNishida/status/917167214997889025


ちなみに、口腔ケアとは別のアプローチになりますが、糖尿病の予防にお役立ちのハーブというと、マルベリーがあります。
なぜマルベリーが?については「マルベリー&セリシンセミナー」でもお伝えしております。

家族歴によっては、予防に + マルベリー、かなりオススメです。

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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
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posted by ぽちの和 at 05:48| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろ
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