ニッキ = 肉桂 = シナモン はご存知ですよね。
お店でよく見るシナモンスティックには、シナモンカシアとセイロンニッケイがあります。

左: シナモンカシア(ベトナム)、右: セイロンニッケイ(スリランカ)
今年は予定していたカシアが手に入らず、セイロンニッケイをご用意したのですが、開封してあれれ?と思ったのがその香り。
シナモンカシアが強く香るのに対して、セイロンニッケイは香りがものすご〜くほのか。
と言うより、物足りない。
カシアに慣れていたワタシには、なんなの?この寝ぼけた香りはとすら。^_^;
ティーでもそうなの?と試しに淹れてみたところ・・・・。
飲むととても美味しい!
というか、びっくりするほど甘い!!!
シンナムタンニンという成分が甘みを感じさせるようです。
実を言うと、これまでシナモンをシングルで飲んだことがなかったので、あらためてシナモンカシアも飲んでみたところ

シナモンonly
やっぱり甘い!
で、なんとなく舌にピリっと刺激があります。
飲み比べると、甘さも刺激も香りもシナモンカシアの方が強い気がします。
(過剰&長期摂取注意のクマリンも、シナモンカシアの方が多いようです。)
この甘味はどこかで、、、、と思い出したのが、3月のこのブログ。
→ 「甘味の正体は?」
そっか〜。

↑の甘さの正体はシナモンそのものだったのか〜。(>_<)
ティーバッグをバラしても、シナモンの姿は見当たらなかったので、パウダー状のシナモンか、もしくはエキスを濃縮して茶葉にまぶしてあるのだと思います。
舌にピリピリくる感じと甘さは、シナモンカシアの方なのかな?
これまでシナモンはブレンドの脇役扱いでしたが、シングルの味を知るとあのハーブとの相性ってどうだろう? 味と香りを生かしたブレンドをいろいろ試してみたくなりました。
(あの時もう少し探求していれば、もっと早くにシナモンを楽しめたのにね。)
今年のフレッシュリースでは香りの薄いセイロンニッケイを使う事になりますが、この味を体験していただきたいので、リース作りの際にセイロンニッケイを試飲していただこうと思います。
(消化機能促進や血糖調整、血行促進などの働きがあるとされるシナモンですが、妊娠中の方や、長期の使用が好ましくありません。シナモンアレルギーの方もいますので、ちょこっとそれだけ覚えておいてくださいませ。)
漢方で使われる肉桂はどっちのシナモン?
カレースパイス作りに使ってるシナモンパウダーは甘いのか?
などなど、ますますシナモンへの興味が湧いたのですが、長くなったのでそれについてはまた後日。
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