2017年11月27日

ごめん、ぽっちゃん

ぽちさんは16歳。
いろんなところが衰えてきています。

実は昨夜、ワタシの不注意でぽちに辛い思いをさせてしまいました。


夕食後にリンゴを食べていると、ぽちがおすそ分けをもらいにやってきました。
いつもは薄くスライスしたリンゴをさらに小さくちぎって食べさせるのですが、櫛形に切って3mmくらいにスライスしたリンゴをパキンと二つに割ってあげてしまいました。

シニアは噛むことも、飲み込むこともちょっと苦手になります。
しばらくシャリシャリモゴモゴして、りんごのカケラをポトッと口から落とし、それからがさぁ大変。
呼吸はできているけど息にかすれたような音が混じり、口をクチャクチャしながらウロウロ歩き回るぽちさん。

あきらかに様子が変!
リンゴのカケラを喉に詰まらせちゃったに違いない!

背中や脇腹トントンしながら
食塩水を飲ませて吐かせるんだっけ?
(でも、ぽち腎臓悪いし負担をかけたくないし・・・)
小型犬は逆さにして振ると吐き出すって言うけど
(ぽちは逆さにして振るサイズじゃないし、パテラがあって膝がはずれそうだからムリ!)
掃除機で吸う?
(いやいやそれは餅を喉に詰まらせたおじいちゃんおばあちゃんだよね?)
それとも胃の中に押し込める?
(この状態で口を開けてくれるかどうか・・・)
と頭の中がぐるぐる。

背中をさすったりトントンしている間に、ゲップを2回。
それでもかすれたような音が混じる呼吸音に変化はなく、詰まりが取れたわけではないのは明らか。

あたふたしながら10分。
そしてえるそるの松本先生に連絡&電話。
(介護予防セミナーで、このところ頻繁に連絡を取っているので甘えてしまいました。ごめんなさい&ありがとうございました!)

話中にウロウロするぽちを夫が抱き起こそうとしたところで、ようやくゲロった!

よかった!!!

リンゴのカケラ1個と、未消化のごはん少々と、すごく濃くねっとりした胃液を大量に吐きました。
その後は普段の呼吸に戻り、水を飲んで落ち着いて横になりました。

20171127_1.jpg
(精も根も尽き果てた感じ(;_;))

ごめん、ぽっちゃん。
つらい思いをさせちゃった。
体力消耗させちゃったね。

小さな不注意がシニアには大事になることもあると、肝を冷やしました。

食べ物が飲み込み辛い感じや、何かの拍子にお茶や唾液でムセたりは、ワタシ自身も経験あり。
16歳7ヶ月のぽちさんは、人間の年齢で言うなら82歳くらい。
今まで以上にいたわりつつ、思いやりつつ、ていねいに暮らしていかねばと思いました。

そんなハラハラ体験から、救急救命の実技を学べるセミナーに行くことにしました!



吐いた後と今朝の飲み水は、ジャーマンカモミールとペパーミントのハーブティー。

20171127_2.jpg

今朝は元気にごはんを食べています。


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今日は夕方から、生活の木 町田校で「愛犬と一緒にハーブ 〜ハーブでわんこにできること〜」の講座。
この時期に取り入れたい食材とハーブのお話し&犬の肉球クリームを作ります。


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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
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posted by ぽちの和 at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアわんこ・介護
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