昨年、種から育てたマロウブルーが冬越しして、最初の花を咲かせたのが3月下旬。

しっかり乾燥したので、熱湯で抽出してみました。

ゆっくりゆっくりブルーが溶け出してきます。

市販のマロウブルーも数分遅れで実験に参加。

左:市販のマロウブルー、右:ぽちの和産(2018年3月採取)
市販のマロウブルーは数分で退色してきましたが、自家製マロウブルーは30分経過しても美しい青のままです。(写真を撮っていませんが、市販のマロウブルーもいれたては青です。)
ちなみに、退色した左のマロウブルーもレモンを垂らすとピンクに変化しますので、こんな色でもアントシアニンは残っているようです。

せいぜい数時間かな?と思っていたら、とんでもない。
自家製マロウブルーは、全く色が退色しません。

こうなったら、どのくらい持つのか知りたい! 退色する様子を見たい!
と思い、午後のセミナーのお客様にも(勝手に)立会人になっていただくことにしました。(笑)
昨日はやたら暑かったので、マロウブルーを横目で観察しながら、急遽ハイビスカスコーディアルを作り、セミナーのお客様をお迎えしました。

この日は、「犬への取り入れ方エッセンス編」の後編。
うちの子ブレンド

をお作りいただいたのですが、セミナー中も、セミナー後のお喋りの時間もマロウブルーは美しい青のままでした。
そして、ほぼ12時間経過後の、就寝前の状態がこちら。

すこ〜し色が薄くなって緑がかってきたかな?
一夜明けて、今朝の状態がこちら。
さらに色が薄くなり、緑に変化していました。

ちょうど抽出から24時間を越えたくらいには、ほとんど色が消えました。

市販のマロウブルーと、採れたて&ドライにしたばかりのマロウブルーで、こんなに違うんですね。
ハーブは寝かせておくものではありませんね。
やっぱりドライハーブも、フレッシュなうちにいただかなくては♪
あ、それとね、これは次回の宿題になったのですが、自家製マロウブルーのティーにはしっかりとろみが出ていたように思います。
ただ、夏日だった昨日、丸1日常温で置いといたから・・・かもしれないので(つまり腐った?)とろみについては、また別の機会に実験してみようと思います。
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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)の教室です。
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