18日〜20日
1日1錠の鎮痛剤は、当初3日ほどは12時間程度で効き目が薄れていた感じで、半日ぐっすり眠りその後はハァハァソワソワ、時々悲鳴。

悲鳴は姿勢を変える時に時々上げる感じでした。
左の前足は鎮痛剤が効いていても、やっぱり着きたくないようです。

痛み止め効果が薄れたかな?の半日は、セントジョーンズワートのティーをスプレーしたり温湿布したり、お灸をしたり・・・。

薬を内服するとあまりに眠り続けるので、このままだと昼夜逆転になるのでは? と、薬を飲ませるタイミングに少し悩みましたが、眠れない夜は3日程度で済み、長くは続かなかったのでホッとしました。

処方された鎮痛剤は、眠くなる薬ではないそうです。
が、痛みや不安やらでちゃんと眠れてなかったのが、痛みが取れたことでぐっすり眠れたのでは?とのこと。
寝顔は本当にかわいい。
(ベッドからずり落ちているのでベッドの上に移動させたいのだけれど、下手に触って悲鳴をあげられるのが怖くて手を出せない。)

ぽちの向こうにサークルが見えますが、セミナールームとこちら側をサークルで仕切り、来客時はタオルを掛けて目隠ししておりました。(びっくり対策に)
21日
悲鳴の回数は日を追うごとに減り、4日目にはほぼなくなりました。
ごはんは、その間もしっかり食べてくれたので、そこは安心できました。
ただ、立ち上がりにくいからなのか、自分ではごはんを催促しないので普段食べていた時間を見計らってこちらからぽちさまの御膳をご用意する感じでした。
悲鳴をあげなくなってからも、左前肢を着きたがらず、右前肢のみを動かします。
なので、自力歩行も、車椅子に乗った時も左へ左へと回ります。

シニアの痴呆の特徴のひとつに旋回というのがありますが、痴呆じゃなくてもぽちのように痛みや神経症状でぐるぐる回ることもあるんだよね。
回ったら即痴呆!と決めつけないことが飼い主にも犬にも大事だなぁと思いました。
(痴呆って思ってしまったら、そこで「仕方がない・・・」とあきらめてしまう気がします。)
少しずつ介助の手を減らして行った結果、ちょっと食べたら左に回り、一周まわってまた食べて・・・が5日目くらいに。(^_^;)
当初の4日ほどは、立っていることが辛いらしく、ごはんのあとすぐに横たわっていたので、食後の姿勢保持に車椅子を活用しました。

車椅子に乗せても、首がくったり落ちてそのままうとうとする様子を見ていると、このまま寝たきりになるのでは?と不安になりましたが、6日目あたりから、食後すぐに横たわるのではなく、ちょっと丸まったフセの姿勢で過ごせるようになり、車椅子の登場頻度が減りました。
当初は起き上がれずにジタバタしているぽちを(ほっとくと悲鳴をあげることになるので)介助ベストで起こすことが多かったのですが、徐々に自力で立ち上がれるようになってきました。
立ち上がりの介助だけでなく、姿勢の保持にもベストがとても役立ちました。
23日
朝イチで、ハーブを知ってる獣医さんの再受診。

笠井先生によると、
深部痛覚はまだ少しあるけど、あとはマッサージでケアする感じかな。
薬は全部飲み切ること。(頓服的に使う薬ではない)
割って半日ずつとかの使い方もNG。
腱反射では、左前肢に少し麻痺がある。

今後、左の後肢にも麻痺が出てくるかもしれない。
そして徐々に寝たきりになる(← 多分これは、ワタシだから言われたのだと思います。ワタシ、先生の生徒でもありますので)
お散歩は、この6日間、全くできませんでした。
痛めたのが足ではなくて首とわかり、翌朝散歩に出ましたが、抱っこしたり、カートに乗せると悲鳴をあげるので断念。
さらには、夜あまり眠れず起きた時間には6時を回っていて、外は既に暑かったりもしていたので。
24日。
1週間ぶりにお散歩に連れ出しました。

カートはやめて、さくら道まで抱っこ。
玄関ドアをあけると、ぽちはいつも外の空気をクンスン嗅ぎます。
昨日の朝はちょっと涼し目で、風もありました。
さくら道で降ろして、ほんの20mほどですが、ゆっくりゆっくり歩きました。
まずは機能回復までの最初の1歩。
ゆっくり焦らずにね。
午後、Sweet Dogさんにぽちのプライベートセッションに来てもらいました。
モチロンお仕事としての依頼です。
そして、足かと思ったら首だった・・・と同じような「あぁ勘違い」がまたまたひとつ。
やっぱり「餅は餅屋だなぁ」としみじみ思ったワタシです。
長くなったので、それについてはまたあらためて・・・。
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ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)の教室です。
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