2018年07月30日

悲鳴のその後のその後

ぽちの悲鳴 の その後 のその後です。

7月24日、悲鳴から1週間。
ちょうど鎮痛剤がなくなる最後の日に、Sweet Dog@あゆりんに来てもらいました。

マッサージを学んだとはいえ、ワタシはぽち専任で 平常時のマッサージ しかしていません。
悲鳴をあげるような非常時は、触ることすら躊躇してしまいます。
痛みを訴える時、今現在体の使い方に支障がある場合、どこをどうケアしていけば良いのか?は、きちんと学んだ人から助言を得たいと思い、プライベートセッションを依頼しました。
(彼女はたくさんの学びを経て動物病院のリハビリチームのメンバーとしても活動していて、動物病院からの紹介で愛知のDog Heartさんで犬のリハビリテーションについても学んでいます。)


車椅子でも、自力歩行でも、左に回ってしまうこと。
常に左を下にして眠ること。
ごはんは催促しないけど、出されるとちゃんと食べること。
歩行の様子は、やっぱり左前肢が着きにくい感じ  etc・・・
と、今の状況をいろいろ伝えてからのマッサージです。

最初は、こんな感じで

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二人と一匹、ちょっと神妙な顏でスタートしました。

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が、少しずつ身体がほぐれて楽になっていくぽちの様子を見て

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「温泉宿で按摩してもらってるおっさん、いや、女子だからおばちゃんか。」とちょっと笑いも出てきました。

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犬は、痛いところを隠します。
でも、ずっとそれでは変なクセがつき、別の場所に負担をかけ、さらに別の痛みを呼んでしまいます。

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だから、左右均等が良いのです。
ずっと左を下にして寝ていたぽちを、寝返りをうたせて左側のケアも。


小一時間のマッサージが終わると、ぽちさんはシュタッ!と自力で立ち上がり

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寄りかかるものがないと左回りしかしなかったぽちが、自然な右周りもしていました。

そして、身体の下に隠していた左前肢も、外に出せるようになりました。

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ただね、シニアってすぐに戻っちゃうんです。

だから、ホームケアが大事なのです。
月に1回のプロフェッショナルケアだけでなく、家で日常的なケアができるほうが絶対良いのです。
火急の時こそ、プロフェッショナルケアとホームケアの両方が大事なのです。

そんな訳で、Sweet Dog@あゆりんから教えられたケアポイントを、翌朝から、さっそく実践。

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フセてもずっとかくしていた左手が、少しずつ体の外に出せるようになってきました。

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ケア後は、ごはんの時もちゃんと左前肢を着いています。

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身体が左に傾くので、最初のうちはベッドから立ち上がると、ずっと壁伝いに右回りをして、廊下まで出て、ドアを伝いながら大回りをしてごはんを食べに来ていましたが

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(壁伝いに歩くので、一旦廊下に出ないとごはんの器にたどり着けないのです(^_^;))

徐々に廊下には出なくて済むくらいに小回りになり、時には食器台まで最短距離でやって来る事も♪

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そしてラッキーなことに、土曜日は、月イチの鍼の日でした。
これもまた、良いタイミングでのプロフェッショナルケア♪
鍼の先生からもケアポイントのアドバイスをいただきましたので、今後のケアに活かしていこうと思います。

W先生のマッサージと鍼で、帰りの車中は爆睡のぽちさんでした。

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そうそう。
最近、びっくり予防の目隠しに、バスタオルを活用しています。
日陰が横切るとびっくりするので、車に乗った時はソフトケージにバスタオルを掛けて、まぶしい日差しが入るのを遮っています。
だからなのかどうなのか。
ぽちさん、今のところ、車も静かに乗れています。
(もしかしたら、ちょっと痛みがあるから余計なこと(ジタバタ)をしたくないのかも?ですが。(^_^;))

セミナールームとぽちのベッドの間もサークルで仕切り、来客時はバスタオルをかけて目隠ししています。


シニアはどんなにケアしても戻りやすいを日々実感。
昨日の午後は「良い感じ?」だったのが、朝にはまた戻ってしまっていたりもします。


鎮痛剤がなくなってから、昨日までの6日間に2回ほど小さい悲鳴をあげましたが、当初の悲鳴とはレベルが違います。
まだまだ先は長いけど、こんな感じでほぼ寝たきりだった7日分を、ゆっくり焦らず取り戻そうとしています。



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posted by ぽちの和 at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアわんこ・介護
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