2018年10月02日

ストームグラス調整中(Vol.1)

木彫り同好会の日に作ったストームグラスですが・・・
結晶がね・・・、やけに多いのです。

20180930_1.jpg

特にモヤモヤしていたスタック瓶1個とフラスコ瓶2個を、湯煎をして再結晶化を試してみたのですが、再びモヤモヤした細かい結晶がたくさんできるのみで、あまり状態が変わりません。

20180930_2.jpg
(時間が経過すると、少し上部に隙間ができます)

あれからネットでいろいろ情報を探し、文系アタマのワタシが出した結論は

おそらく、樟脳が多すぎる のではないかと。

が、入れてしまった樟脳を減らすことはできないので、そうすると、液体を増やして濃度を薄めるしかないのかしらん?

文系アタマには、難しい課題。
でも、それをやらねば美しい結晶の観察が楽しめません。
そのために瓶まで揃えたのだから。


湯煎したフラスコ瓶タイプは、一晩経つと少し結晶が沈んで上部にスペースができていました。

20181001_1.jpg

とはいえ、この状態ではこれから冬に向かって寒くなっても結晶が育つ余地がありません。
(理想は瓶の1/3程度の結晶が望ましいようです。)


【A】金曜日のレシピ
  @無水エタノール80ml 樟脳26g
  A精製水60ml 硝酸アンモニウム(代用品)5g 塩化カリウム(代用品)5g

【B】ネットで見かける一般的なレシピ
  @無水エタノール80ml 樟脳20g
  A精製水70ml 硝酸アンモニウム5g 塩化カリウム5g

一部の材料が純正ではなく代用品という点はあるものの、【A】は一般的なレシピ【B】に比べると
  @樟脳が1.3倍量 → エタノール 80×1.3=104ml   エタノールが+24ml必要?
  A樟脳の量を基準にすると → 水75ml 硝酸アンモニウム6.2g 塩化カリウム6.2g が必要
   but 精製水が少ないためAの濃度はそのままでOKと考えることにした。(全く根拠なし)


と言う訳で、まずはスタック瓶のみ結晶量の調節を試してみることにしました。


【Aのスタック瓶(完成量=150ml)】
2018.9.30
 10:50 無水エタノールを20ml追加後 湯煎 → 透明のまま(結晶できず)
     エタノールいきなり20mlはさすがに大胆すぎ?!?
 15:00 ビーカーに少し残っていた樟脳をこそげ取り、スタック瓶の溶液に入れ、湯煎
     透明なまま(結晶できず)

20181001_2.jpg

2018.10.1
 11:00 一晩放置しても結晶ゼロだったので、スタック瓶ごと冷蔵庫に入れるという暴挙に出る
 16:00 もやもやした細かい結晶で全体が白濁 → 冷蔵庫から出す
 19:00 もやもや細かい結晶半分溶ける
20181001_3.jpg

さて、どうする?
これからどうなる?

ワタシは都合3本分のストームグラスを作っています。
エタノールを足し過ぎたのであれば、他の2本と混ぜちゃうという手もあり?
そうすると、80ml×3本+追加した20mlで都合260mlのエタノールに、26g×3=78gの樟脳を溶かしたことになるはずなんだけど。


なんとかなるのか、ならないのか。
先が見えない調整ですが、とりあえず vol.1 としておきます。


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posted by ぽちの和 at 05:22| Comment(0) | TrackBack(0) | つくる・育てる・実験くん
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