一昨日の夜、帰宅されると柴さんが血だらけで倒れていて、急いで近くの病院連れて行かれたそうです。
何度かメッセージのやり取りをしたことを要約すると
外傷はなく出血は口から。
検査の血液検査の結果 炎症を表す数値に少し異常があり、歯槽膿漏からの出血?ではないか?という診察。
心配だったので翌朝別の病院に行っところ、やはり出血は口からでしょうということと、脳症(その後、脳炎との訂正をいただきました)の可能性があるとの診断でした。
斜頸があり、水もごはんも食べないため薬が内服できず、しばらく注射と点滴の治療を行うことになったとのこと。
実は、数日前にお会いした時に、「段々歩けなくなってきて、なんかわからないけど吠えるんです。」と伺っていました。
ぽちと年齢も近い柴の老犬。
決めつけてはいけないけれど、もしかしたら認知症の始まりかも?と思っていましたが、事態は少し違ったようです。
柴さんの場合は、斜頸が先にあって、そのため歩けなかったり、吠えがあったのかもしれません。
斜頸はめまいやひどい乗り物酔いのような感じ?
めまいを経験した事がある方ならわかると思いますが、相当気持ちが悪いです。(ワタシも経験あり)
ごはんも水も口にできないのはそのせいかと。
まっすぐ歩けず、転んだ拍子に口元を打って出血したのでは?と思います。
もしかしたら斜頸には口腔環境も少なからず影響している可能性もあるのかも?
最初に認知症の始まりかな?と思った時にちょっと悩んだのですが・・・。
(認知症は和犬に多いと言われます。)
兆候があったとしても、食事やお留守番時間の工夫だったり、できることはたくさんあります。
でも、認知症の老犬を一人暮らしの男性が抱える事はすごく大変だろうなと思いました。
(しかも、迷子の柴さん以外に、ご自身の犬も2頭のチワワちゃんがいます。)
ワタシがどんな状況でもぽちに長生きしてほしいと願うのは、これまで長い時間をともに暮らして来たからであって、もしかしたら保護主さんとしては、長生きというよりも柴さんの命をちゃんと全うしてあげたいというお気持ちのほうが強いのかも?とも思い、どこまで何をお伝えすれば・・・・という迷いがありました。
でもね、最初にいただいたメッセージの最後にこの一言があって、すごい人だなぁ・・・と思いました。
「死ななくてホッとしてます!」
斜頸、口腔環境、老犬、脳炎? etc・・・。
状況がしっかり把握できれば、ハーブがお役に立てるかもしれません。
しばらく注射と点滴による治療を行うということで、またご連絡をいただくことになりました。
---------------
だいぶ朝晩寒くなりました。
トイレに置いたそれなりちゃんに、雑木林が出現していました。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)の教室です。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」
