「井戸のはなし」の続きを書きます!と言っておきながら、まだでした。(;'∀')
「別の井戸」を覗いてみてどうだったか? ですが、、、
講師は獣医師であり、実際にハーブを治療や治療の補助に用いておられる藤掛ペットクリニックの藤掛 誠先生。
全体的に、ハーブの基礎知識があるとより一層理解しやすいかな?という内容でした。

(たくさんのハーブが並ぶテーブルは、ぽちの和のセミナーにご参加いただいた皆様には、見慣れた光景だと思います。(笑))
ワタシは獣医師ではなく、一般の飼い主であり、長く自分の犬にハーブを実践してきて、さらに植物療法を学び、飼い主にできるホームケアとして植物療法をお伝えしてきたニンゲンです。
"獣医師" と、"ハーバリストでもある飼い主" という立場の違いはあれど、基本的な考え方はほぼ同じ。
が、片や獣医師という肩書があることで、そのハーブは「治療や治療のサポート」となり、飼い主であるワタシのハーブは「ホームケア」と呼ばれます。
ここ、結構大事だと思うのですよ。
つまり、獣医さんもハーブの働きを認めておられるという事ですから、ね。
獣医さんが治療や治療の補助にも行っていることを、ホームケアでできるようになる、というのはすっばらしい事だと思うのですよ。
使い方の違いとしては、チンキ剤での使用が多いのかな?という印象でした。
多分それは、獣医師という立場もあるのかも?
市販のハーブを「これ飲ませて(もしくは食べさせて)」とポンと飼い主に渡すことが難しかったりもするのかしらん?
(確かに、動物病院で 生活〇木 や グリーン〇ラスコ のハーブが袋ごと出てきたらちょっとワタシも驚くと思います。)
それと、ハーブのチョイスがところどころちょっと違うこと。
「ホームケア」で使うハーブは、作用の穏やかなものからご紹介しています。
獣医さんが使うとなると、「治療や治療のサポート」になるため、比較的短期間で結果が得られるものだったり、だから長く使わない(使いたくない)ハーブもあったりするのかな?とも感じました。
講座の中でちょっと気になったのは、「ペット」でひとくくりになっていて、猫にもそうなの?と思う部分もありました。
講座の最後にすごく駆け足でしたが、症例報告なんかもチラリとあって、ハーブのチョイスや考え方は大きく異なることもなく、「別の井戸ではあるけれど、そんなに水の違う井戸ではない」と感じました。
植物療法はね、知っておくと本当に役に立ちます。
犬にもヒトにも。
「犬の植物療法」セミナー。
HPに日程をあげ、6月から2コマ連続セミナーも再開しますのでご確認ください。
あっ!そうそう!
講座の終わりに、藤掛先生からのお土産でデビルズクロウのチンキ剤をいただきました。

和名をライオンゴロシという恐ろしげな名前のハーブで(笑)、消炎鎮痛作用に優れています。
ジェルかクリームにして、試してみようと思います。
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ぽちの和は、犬とハーブ(植物療法)とものづくりの教室です。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」
