まずは、腹巻き1号の着用写真。

そして、改良した腹巻き2号の着用写真がこちら。

歩行の補助となると、ゆるゆるよりもぴったりサイズの方が介助しやすくなります。
でも、ピチピチはご本犬が気になるし、常時身につけるようになると、ほどよいゆとりが必要になります。
1号より身幅を広げましたが、それでいてフィット感が増し、持ち手の位置も後肢寄りになったので、より介助しやすくなったのでは?と思います。
今回ご依頼をいただいたきっかけは、お散歩中に突然後足が立たなくなった32kgのお嬢さんを抱えて(!)歩いたことだそうです。
ご連絡をいただいてから、ベストと連結する腹巻きタイプ、フンドシタイプとあれこれご相談した結果、「安心のためにお散歩バッグに入れて持ち歩きたい」ということで、まずは幅広腹巻きタイプをとなりました。
メッシュ生地は、かなり丈夫です。
そうは言っても、32kgってどんな感じ?
ぽち5頭分?
ぽちのお尻は指でひょいっと持ち上げられるくらいに軽かったけど、32kgの、しかも腰の低いシェパードさんの場合、後ろ半身にかかる体重ってどのくらいなんだろう?
と、腹巻きでウチにある重いもの(6kgの重曹や、2リットルのペットボトルを4本とか)を持ち上げてみたりもしました。^_^;
実は、1号をお届けした直後に、お嬢さんが側溝にハマるというアクシデントがあり、腹巻き1号がレスキューに役立ったとのこと。
あくまで「介助」のためのグッズであって、山登りや川遊びに使えるアウトドア用品とは異なります。
持ち上げるためのものではないけれど、緊急時にはそれが出来るくらいの強度はあったということで、ワタシもホッとしました。
そうそう。
冬はお腹のポケットにタオルで包んだホッカイロを仕込んでも良いかも?です。
残念ながら、お嬢さんの顔が写っていませんね。
お嬢さんのお顔は こちら のブログでご覧いただけます。
ちなみに、職人気質はハーブに関しても、です。(笑)
おなじ「犬」という動物でも、大きさも身体の状態もニーズも様々。
今回は、旧知の方からのご依頼でもあり、お試し、、、ということで作らせていただきました。
正式販売をするかどうかはまだ未定ですが、引き続き使用感や改善点のご連絡をいただくことにしております。
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ぽちの和は、犬とハーブとものづくりの教室です。
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