
きれいに撮れたらいいなぁ・・・
ということで、100均でスマホ用のマクロレンズ買ってみました。
マクロレンズは接写のためのレンズなので、上の写真のように全体を撮るのには適しません。
また、奥行きのあるフラスコ瓶の撮影にも適しません。
でも、普通のスマホ写真ではボケてしまう小さな結晶は、こんな風に↓きれいにとらえることができます。

マクロで撮ると、ワタシがストームグラスを夢中になって観察していた理由が、よりお解りいただけると思います。(笑)

結晶の形も、育ち方もいろいろです。

シダ状だったり

編み編みだったり

羽みたいだったり・・・
ストームグラス(=天気管)は、19世紀のヨーロッパで使われたとされる天気予報の道具です。
結晶のでき方や形で天気を予報するものとされているのですが、この1年間の観察を通して言えるのは、ストームグラスに「天気予報」を期待してしまうのはちょっと無理かな?というところ。(^_^;)
気圧の変動については正直あまり感知していない気がするのですが、気温の変化についてはちゃんと反応します。(但し、気温の高い夏は完全に溶けてしまうので、秋から春にかけてが結晶観察の適期になります。)
急に冷えた日は何もなかった瓶の中にゆっくりと雪が降ったり(再結晶化と言います)、気温がどんどん上昇すると朝にはたっぷりあった結晶が数時間のうちにすっかり溶けて姿を消したり・・・。

作った直後や気候によってはこんな風に、雪のような結晶がゆっくりゆっくり降り積もります。
ストームグラスの魅力は「結晶観察が楽しい」というのが一番なのですが、これ、ちょっと犬の体調管理の「目安」にもなりそうな気がしています。
発作や消化器の不調には気温や気圧、自律神経が関係している場合もあります。
気温の変動により、交感神経優位や副交感神経優位となり、頭痛やだるさ、古傷が痛んだり・・・という症状が現れるとされるのが気象病。
犬の場合も、気圧や気温の変動をきっかけに発作や下痢を起こしやすいというケースがあったりするので、傾向がわかれば事前にハーブで対策できますよね。
もしかしたら無駄に終わるかもしれないけど無害だし、逆に身体に良かったりもします。
そんな使い方ができるのは、ハーブがお薬じゃないからこそです。
発作や病気については、カウンセリングや講座の中でもお伝えしているのですが、 「飼い主が神経質になりすぎないこと」 って結構大事。
なので、ストームグラスなんかでゆる〜く見ていただくと良いのかな?と。
(前述の通り気圧に関してはほぼ感知していない印象なので、しっかり天気予報や発作の予測に、とお考えの方には向きません。)
同じ分量で作っているのに、瓶によっても、置く場所によっても個性が出ます。
そんなこんなで、いつの間にやら増えてしまった我が家のストームグラスたち。

失敗もしたし、調整を繰り返してわかったこともいろいろあります。
そんなこんなも取り交ぜての「ストームグラス作り」をぽちの和@セミナールームでも開催しますので、ご自分で作ってみたい方はリクエストくださいませ。

【ストームグラス作り】
(於 ぽちの和@セミナールーム)
純正のストームグラスは、ちょっと取り扱い注意の薬剤がありますので、代用レシピでの作成となります。
・120mlの瓶×2本・・・・3850円(税込)
追加で作りたい時は、1本1500円にてお作りいただけます。(お申込み時にお知らせください)
2本セットの理由は、置き場所を変えて観察したくなるのと、それぞれ個性が出るからなのですが、ちょっと面白い雑貨としてプレゼントにも良いかもしれません。

もし、「ウチのわんこ」の体調と結晶の変化に何か法則が見つかったら、今よりちょっと楽しくわんこの体調管理が出来そうに思います。


ストームグラスは、11月17日(日)に開催される ワンボナ にも数本出品する予定です。
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ぽちの和は、犬とハーブとものづくりの教室です。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」
