オーダーメイドということは、当然採寸が必要になります。
「後ろ足が弱ってきていて採寸が難しい」
というお声をしばしばいただくので、採寸しやすい方法を記しておきます。
(介助ベストのゆとり分はこちらでプラスしますので、ゆるくもなく、キツくもないジャストサイズを測ってください。)
用意するもの:荷造り紐とスケール(もしくはメジャー)
1.適当な長さ(60cm〜1m)に荷造り紐を切ります。(大型犬でも1mもあれば充分かな?)

2.荷造り紐の片側の端に結び目を作る

3.採寸箇所に当て(この場合はわんちゃんのお腹に回し)

結び目との合わせ目(結び目のない側)を持つ

4.スケールにあてて、手の位置から結び目までの長さを測る

以上です。
この方法、以前に「オンリーwanマッサージ・ブラッシュアップセミナー」でSweet Dogさんに教えてもらいました。
メジャーで測るよりも断然簡単で、正確です。
体側(脇から太腿の付け根までなど)を計る場合も、この方法で測れます。
採寸が難しくなる時期って、これまで以上に「介助ベストがあると良いなぁ」と思う時期です。
立ち上がりやごはんの介助、転倒予防、狭い場所からの救出、寝返りの介助など、介助が必要なシーンは日常生活の中にこそ多いので、部屋着やパジャマとして着用してもらえるよう、バックルや金具をつけず、生地+持ち手で「面」で支える形になっています。
マジックテープには、固い面と柔らかい面があります。
犬の身体に当たる側には柔らかい面を付けるようにしています。
シニアはどうしても少しずつ痩せていってしまうので、多少のサイズ調整ができるように作っています。

介助ベストが、少しでも飼い主さんと介助を必要とするわんちゃんのお役に立てるよう願っております。
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ぽちの和は、犬とハーブとものづくりの教室です。
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