袋に入れて2晩閉じ込めていた香りは、ティーツリーにちょっと甘さが加わった感じがします。

これを使っていよいよ蒸留比べ。
まずは、リカロマ。

新芽を50g使用
そして、ハーブウォーターメーカーも同時進行。

ふたつの違いは、まず火力。
リカロマは短時間でかなりの量の蒸留水が採れますが、ハーブウォーターメーカーは時間をかけてゆっくりゆっくり蒸留します。(なにしろキャンドルですから)
以前に蒸留した際は、ハーブウォーターメーカーでは精油をもっと柔らかくした香りの蒸留水が採れたのに、リカロマではくっさい蒸留水になりました。
今回も臭かったら、それはそれでしばらく寝かせて香りの変化を見てみよう。
と思っていたのですが、、、。
蒸留を開始して、20分。
ちゃんと「ティーツリーの香り」の蒸留水が採れました。
しかも、嗅ぐとスーッとする感じもあります。

表層に薄く層があるっぽいけど、気のせいかな?

よくよく観察すると、ビーカーの内側に泡のようなものがポツリポツリ。

精油?
精油だよね?!
取れたてのハイドロゾルは、精油成分が多いと白濁します。
白濁まではいかないけど、精油も抽出できたようです。
つまり、ティーツリーの蒸留には新芽が良いということらしい。
前回リカロマでやたら臭い蒸留水が取れた理由は、新芽じゃなかったからかもね。^_^;
ハーブウォーターメーカーでの蒸留は、まだまだ時間がかかるので、結果はvol.2で。
※ 精油の使用による動物の中毒事故が多いのをご存知ですか?
特に猫は、精油の成分を代謝する酵素を持っていないため、禁忌です。
最悪、命にも関わりますので、ご注意ください。
2020.6.25 追記
リカロマで採れた蒸留水を別の容器に移したあとのフラスコです。

水ではないものがフラスコに残っています。
やっぱり精油が採れていました♪
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ぽちの和は、犬とハーブ(植物療法)とものづくりの教室です。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」