2020年06月23日

新芽を蒸留(vol.1)

日曜日に剪定したティーツリーの枝先から集めた新芽ですが。
袋に入れて2晩閉じ込めていた香りは、ティーツリーにちょっと甘さが加わった感じがします。

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これを使っていよいよ蒸留比べ。

まずは、リカロマ。

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新芽を50g使用

そして、ハーブウォーターメーカーも同時進行。

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ふたつの違いは、まず火力。
リカロマは短時間でかなりの量の蒸留水が採れますが、ハーブウォーターメーカーは時間をかけてゆっくりゆっくり蒸留します。(なにしろキャンドルですから)


以前に蒸留した際は、ハーブウォーターメーカーでは精油をもっと柔らかくした香りの蒸留水が採れたのに、リカロマではくっさい蒸留水になりました。
今回も臭かったら、それはそれでしばらく寝かせて香りの変化を見てみよう。
と思っていたのですが、、、。


蒸留を開始して、20分。

ちゃんと「ティーツリーの香り」の蒸留水が採れました。
しかも、嗅ぐとスーッとする感じもあります。

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表層に薄く層があるっぽいけど、気のせいかな?

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よくよく観察すると、ビーカーの内側に泡のようなものがポツリポツリ。

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精油?
精油だよね?!


取れたてのハイドロゾルは、精油成分が多いと白濁します。
白濁まではいかないけど、精油も抽出できたようです。


つまり、ティーツリーの蒸留には新芽が良いということらしい。
前回リカロマでやたら臭い蒸留水が取れた理由は、新芽じゃなかったからかもね。^_^;


ハーブウォーターメーカーでの蒸留は、まだまだ時間がかかるので、結果はvol.2で。


※ 精油の使用による動物の中毒事故が多いのをご存知ですか?
 特に猫は、精油の成分を代謝する酵素を持っていないため、禁忌です。
 最悪、命にも関わりますので、ご注意ください。




2020.6.25 追記

リカロマで採れた蒸留水を別の容器に移したあとのフラスコです。

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水ではないものがフラスコに残っています。

やっぱり精油が採れていました♪


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posted by ぽちの和 at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | つくる・育てる・実験くん
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