午後からハービックで蒸留。
リカロマと条件を同じにして、ティーツリーを50g。

加熱から5分もすれば最初の1滴。
、、、じゃなくて、最初の一筋。(ハービックは結構ドバドバ出ます。^_^;)

弱火で20分で100ml採れたので火を止め、冷めるまで置いて120mlの蒸留水になりました。
蒸留水は香りが優しく、むしろ蒸留層に残った水と葉っぱ(写真撮り忘れました)の方が強く香ります。
もう少し火力を上げてみたら、結果は変わったのかな?
午後、ハーブウォーターメーカーのフラスコを見ると。
フラスコの内側に張り付く小さな丸いもの。

精油かな?
振っても消えないので、気泡ではなさそうです。
冷却皿の裏にオイルの感触があったので、精油かも?な気がしています。
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ここからは、あくまでワタシの鼻だけによる官能検査ですが、、、。
3種類の蒸留水を精油の香りに一番近いもの順に並べると

リカロマ > ハーブウォーターメーカー > ハービック かな。
香る度合いで並べると

リカロマ > ハービック > ハーブウォーターメーカー でした。
ハーブウォーターメーカーは、使用したハーブの量も採れた蒸留水の量も少なかったからかも?
3つの蒸留器の違いは、
リカロマはハーブを浸さずに蒸気で蒸して蒸留するタイプ。
ハーブウォーターメーカーとハービックは、ハーブを浸して蒸留するタイプ。
一番密封度が高いのは
ハーブウォーターメーカー。(キャンドルの火力だから可能なのかも)
次がリカロマ。
ハービックは陶器なので、密封度が一番低い。(蒸気ダダ漏れです)
何はともあれ、今回の実験でわかったこと
・メラレウカの蒸留は新芽を使うべし!
剪定してナルホドと思ったのですが、葉っぱを指で揉んでみると古い葉っぱより新芽があきらかに香りましたもん。
以前にリカロマで蒸留して無茶苦茶臭かったのは、使用する部位も時期もマズかったのかも。
セントジョーンズワートのヒペリシン同様に、ハーブの利用にはそれぞれ目的に応じて適期があるってことですね。
今後は花後の剪定時に、新芽で蒸留しよう♪
今回作ったティーツリーの芳香蒸留水で高濃度アルコールを割り、携帯用の消毒用アルコールを作ってみました。

香りがほのかすぎて高濃度アルコールに負けていますが、これもアリかな。
ティーツリーの芳香蒸留水は抗菌力が高いので、香りを生かすなら芳香蒸留水のみでお風呂場・トイレ、ルームフレグランスとして使います。
実は、あと4回分ほど新芽が冷凍庫で眠らせているので、もう少し実験がつづけられます♪
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ぽちの和は、犬とハーブ(植物療法)とものづくりの教室です。
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