2021年05月26日

アゲハの幼虫観察日記(その6)

5月25日(お泊まり18日目)

蛹になる時にうまく糸をかけられずに落下してしまうこともあるらしいのと、3度目の引っ越しの際に落下事故があったので落下対策を施しました。

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はるみの苗は床から1mちょっとあり、もしもの時も一気に床まで落ちる衝撃がこれで少し和らぐと思います。


床に紙を敷いているのは、蛹になる前に水様便をするから。
(お蚕さんの時もそうでした。)


ミチミチパリパリ葉っぱを食べる様子は、見ていて飽きません。

音、聞こえるかなぁ。


フンも相当大きくなりました。(笑)



ミカン科の植物の多くはトゲがあります。

グレープフルーツ → ヘンルーダ → はるみ 、そしてたまにバイマックルーと、4種類のミカン科の葉っぱを食べてきた幼虫ですが、ヘンルーダにはトゲがなく、かつ柔らかくて食べやすそうです。

バイマックルーには硬くて長くて鋭いトゲがあるので、お裾分け時にはトゲを切って与えていました。(至れり尽くせりです(笑))

グレープフルーツのトゲは、小さくて短い。
でも、うっかり刺さって怪我をするということはありませんでした。

そしてはるみ。
品種改良の結果なのか、はるみにはトゲがありません。
なので、安心して見ていられます。

ミカン科もいろいろです。


13:30
時々頭を持ち上げて、やたら活発に動く1匹。

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むむむ?これはひょっとして、蛹化のサイン?と思って痕跡を探してみると、途中の葉っぱと落下防止策の底に敷いていたティッシュに水様便をしていました。

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こうなると、もう葉っぱは食べないらしい。
ひたすらウロウロして蛹になる場所を探すそうです。

たっぷり水様便をしたあとは、ちょっとスリムになった感じがします。

紙の縁を歩いたり、時々落下したり、また這い上がったりで、目が離せません。

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落下するコをキッチンペーパーで受け止めて、はるみに戻すこと数回。
本当に何度も何度も落ちます。
ツルツルの紙じゃなくて、ザラザラしたわら半紙のような紙の方が良かったのかも。

見ていてヒヤヒヤするから、早く蛹になって落ち着いて欲しい。(;_;)



夕方

ようやく落ち着き、ここに居場所を定めたようです。

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時々ピクンと動きます

まず、前蛹。
それからさらに脱皮して蛹になるらしいのですが、万一前蛹や蛹の状態で落ちたとしても、レスキューはできるらしい。




5月26日(お泊まり19日目)

最初のコが、前蛹になっていました。

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終齢では体長が5cmほどあったのに、今は半分の2.5cmほどに縮んでいます。
今日には脱皮して蛹になるはず。

あんなに動き回って体力を使い果たしているのでは?と思いましたが、ちゃんと糸をかけているのを見て、なんか感動しちゃった。

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残るはこの2匹。

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全員無事に羽化して飛び立つまで、見守れますように。


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posted by ぽちの和 at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | つくる・育てる・実験くん
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