2021年07月01日

介助ベストのプチリサイズ

ほとんどのシニアわんこは、食べても食べても少しずつ痩せていきます。

介助ベストは背中のマジックテープである程度の身幅の調節ができるように作っているのですが、身幅を詰めるほど持ち手が長くなり、介助がし辛いと感じるようになるかもしれません。

なので、ご自分でできる簡単な身幅の詰め方を考えてみました。



シニアわんこはへそ天はしません。
横たわる姿勢で過ごす時間が長くなります。
なので、サイドで詰めるのはゴロつくのでオススメできません。

詰めるとしたら、背中かお腹側になるのですが、肋骨周りはよほど肉付きの良いコでない限りそんなに痩せません。
ほとんどの場合、一番痩せるのはお腹周りになります。

なので、お腹にダーツをれちゃいます。


ぽちさんの介助ベストを例にしますね。
533A3B0E-0F00-4344-B7F9-0A071B3C5631.jpeg
(一番最初はサイズ調整ができないこの形でした。
仕舞いこんでいたぽちのベストを久しぶりに出してみると、・・・いや、ちょっとこれはぽちのにほひと違うんだけどなというかほりが・・・( ;∀;))


例として、腹部で6cm詰めるとします。

1.外オモテで畳み

DD7FB008-5CFF-426E-90C6-F3C7B7AADB42.jpeg

2.腹部の中心に3cmのダーツを入れます(わかりやすいように、茶色の糸を使用しています)

9E17AC53-293F-4A63-8B78-63A9272290FA.jpeg

3.裾の輪っか↓

7EFF4A2F-DB99-48F4-9A4E-6DBFD6F46DB3.jpeg

に何かが引っかかると嫌なのと、片側に生地が寄るのもちょっと・・・なので、ボックスプリーツのように畳み

10E4F7DA-73B7-4D53-87F8-C50AC81EE9D7.jpeg

まつり縫いをします

42F5EC10-D274-4848-B82E-C2D43AEEF9DA.jpeg

一番下の裾部分も縫い付けちゃえばさらに良し


ということで、広かった裾が6cm縮まりました。

39FCA1AB-EE21-4700-8C53-79AE80B28FDB.jpeg

この方法ならば、フセの姿勢をさせた時にも、そんなにゴロつかずに済むと思います。


手縫いでもミシンでもOKですが、お腹側は体重をサポートする面になりますので、2.の縫い付け部分は強度に充分ご注意ください。


また、メッシュ生地は切りっぱなしだと少しチクチクします。
もし、縫った糸が切れてしまった場合も、生地が切られていなければ大変な事態は避けられると思います。
なので、生地は切らずにこの形で折りたたむのが良いと思います。


パジャマや部屋着としてお使いいただくための、柔らかくてクッション性のある生地だからこそできる一番簡単なリサイズ方法です。


もちろん、ぽちの和では2着目以降のご依頼をいただいた際にサイズダウンにも対応しておりますので、自分でやるのはちょっと・・・という場合は、ご依頼時にその旨ご連絡くださいませ。

介助ベストについての詳細、ご依頼方法につきましては、こちら でご確認ください。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ぽちの和は、犬とハーブ(植物療法)とものづくりの教室です。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」


にほんブログ村 犬ブログ 犬のいる暮らしへ

posted by ぽちの和 at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 介助ベスト
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/188800087
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック