という記事を読みました。
北海道の方はエキノコックス症についてよくご存知と思いますが、本州で暮らす私たちはあまりよく知らない病気だったりします。
エキノコックスも、人獣共通感染症のひとつ。
ウチは、義母が肝臓の病変で入院した際に「北海道に旅行で行ったりしましたか?」と聞かれたことがあり、その時にエキノコックス症について調べた記憶があります。
感染経路やどんな病気か?については こちら(国立感染症研究所)
(図1を見ると、件数は少ないものの東日本の各地でエキノコックス症の患者が確認されていることがわかります。ただし、地域分布は2001年のものなのでまあまあ古い。 ^_^;
犬目線で見ると感染したネズミが南下してきている?と感じてしまいますが、患者数(ヒト)なので、そうなると北海道旅行で?の可能性もあるのだと思います。)
ヒトは虫卵による経口感染。
じゃあ犬は?
図2よりももう少しわかりやすい寄生サイクルが こちら(十勝総合振興局) にありました。
犬は虫卵からは感染しない(犬の体内では孵化しない)らしく、幼虫が寄生したネズミを食べてしまった場合(幼虫そのものが体内に入ってしまった場合)に感染するそうです。
犬がお散歩中に草むらに頭を突っ込んで、振り向いたらネズミを咥えてて、ぎゃー!
なんて話を聞いたこともあります。
狩りをするワイルドな犬の飼い主さんは、特にお気をつけください。
エキノコックスだけでなく交通事故とかその他の感染症とかSFTSとか、いろんなリスクがありますのでアウトドアで過ごす時にも目を離さないのが犬を守るためにも必要かと。
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寄生といえば、、、。
我が家で「寄生」について考えるきっかけになった、アゲハの幼虫ですが。
11頭目のナミアゲハは、蛹化から既に21日経過しましたが、未だに羽化の気配がありません。

12頭目はサビ色になりました。(蛹化から11日目)

(下が10頭目の抜け殻、上が12頭目)
もしかして、2頭とも越冬蛹になるのかな?
凍らないかな?とか、いつ羽化するんだろう?とか、またまたあれこれ気を揉むことになりそうです。
(幸いなことに、これまでウチで保護したアゲハたちに寄生された幼虫はいませんでした。)
外のアゲハのタマゴは姿が見当たらなくなりましたが、かわりに、丸裸から復活してきたスミレに小さいツマグロヒョウモンの幼虫を発見。

今度は無事に育つといいな。
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