2021年11月19日

メイちゃんの介助ベストとオプションパーツ

らむねちゃんのレト友、メイちゃん(ラブラドールレトリーバ―、22kg、15歳、女子)の介助ベストです。

最初にいただいたメールと着用写真です。

> 早速着せてみました 
> 下にシャツを着せるので少しパツパツですが
> 裸で着るとちょうど良いです 
> 脂肪腫の具合がとってもいい感じです 
> 介助もすごく楽になりました
> メイも楽だと思います

メイちゃんは胸部に脂肪腫があるとのことで、胸部に少しタックを入れています。
脂肪腫を圧迫するといやなので、前半身の持ち手の付け方もちょっと変えています。
強度はどうでしょう?とお伺いしたところ

> ベルトの強度は大丈夫です
> しっかりしています

とのこと。
体重のあるコの場合、お腹にぐるりとベルトを回す仕様にしていましたが、今後はこの形にしても良いのかも?

送っていただいた、服を着せずに介助ベストを着た状態がこちら。

メイちゃんa5.jpg

で、着衣の上から着せた写真がこちら。

メイちゃんa4.jpg

背中のマジックテープはギリギリ止まっていますが、持ち手が全く届いていません。

メイちゃんa1.jpg

飼い主さんは 「下に服を着せるとちょっとパツパツ」と遠慮がちに書いておられましたが、これはちょっとどころじゃないパッツンパッツンです。
介助ベストは、本来ヌードサイズに適宜の余裕を持たせて仕上げています。
多少のパツパツは致し方ないにしても、ここまで持ち手が離れていてはとっさの介助時にベストがはだけてしまってキケンだよね。


最初に

> 薄いシャツを着せるので少し余裕があっていいです

とも伺っておりましたので、ちょっとこれではなぁ・・・。

既に介助ベストはメイちゃんの手元に渡っているので、現物をいじることもできず。
もうひとりのレトさん、らむねちゃんからも服を着せたいというご要望があり、無い知恵を絞って絞って絞り出したのが、介助ベストに背中で連結して使える身幅を拡張するパーツ(冬季の着衣時用)。

簡単な絵を書いて、寸法を計っていただいて、急遽作ってお送りしたのが数日前。

届いてさっそくお写真をいただきました。
(左右の持ち手を束ねる持ち手フォルダも一緒にお送りしました。)

メイちゃんb2.jpg

メイちゃんb4.jpg

うん。
これならゆっくり休めるよね。

飼い主さんから

> こんにちは 今日ベストのパーツとフォルダが届きました
> 下に洋服を着せても厚さに関係無く調節がきくので
> とても便利です
> 良い考えだと思います
> お手数をおかけしましたがとても助かります
> 本当にありがとうございました
> 今着たままネンネしています

ヨカッタ!


なぜ身幅の調節用にパーツ?
ベストを大きくすればいいじゃん!

と思われるかもしれませんが、ベストを大きくしない理由があります。


持ち手が身体から離れていると、介助がし辛かったりします。
(身体の大きいコほど)
また、身幅に余裕がありすぎるととっさの介助時に犬への負担(衝撃)が大きかったりします。(ロングリードと一緒です)
なので介助ベストは身幅に余裕がありすぎない方が良いのです。

もし、着衣時用に大きい介助ベストを作った場合、服を着せない夏はゆるゆるのベストになってしまいます。

だからの着衣時用のパーツです。


身体の大きいわんこほど、着衣分のゆとりが大きく必要になりますので、このパーツが必要なのは主に大型犬かな?


今後は、ご注文時にオプションとしてご希望をお伺いすることにいたします。
現在介助ベストをご使用中のお客様の場合は、必要な寸法をいくつかお知らせいただければ、追加でお作りできます。


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posted by ぽちの和 at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 介助ベスト
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