Lesson.10のテーマは目と口腔疾患。
口腔疾患の中で、笠井先生からもヒヅメ・豚耳・骨などへの注意報発令!

歯について・・・・。
実はぽちの和は、苦〜い経験をしています。
犬って固いものを齧るのが好きですよね。
ぽちも、おチビの頃にヒヅメがいいですよ〜と犬友達から薦められて、ヒヅメを齧らせていたことがあります。
でも、それらで歯を折っちゃう(欠けちゃう)子が多いってご存知でしょうか?
ぽちさん、2歳の誕生日の2日後に歯が欠けました。
原因はヒヅメです。
その時の顛末と、治療の内容などについて こちら にまとめていますので、お時間がある時に、是非読んでみてください。
この時は抜髄処置をして歯を残しましたが、その6年後に、その歯を抜歯することになりました。
それについては こちら で。(ちょいと変なHNでブログを書いてます。(^_^;))
10年以上前の話ですので、当時と今では治療の方法や考え方も違っているかもしれません。
また、犬ごはんについて、治療の方法や選択について、当時の私と今の私では考え方が違う部分がありますが、
歯科治療をした方が良いのか?それとも、抜歯した方が良いのか?
を論じたいわけではなく、そんなこと(治療か抜歯か)を悩まなくて済むように気をつけていただきたい・注意していただきたい のです。
そもそも、犬の歯と人間の歯は、用途と構造が違います。
人の奥歯は、噛み砕き、すり潰すための臼歯。
犬の歯は、肉を切り裂くハサミのような構造。
なので、歯科の専門の獣医さんに聞くと、ハサミで切れない固さのものは与えるべきではないそうです。
しかも、犬の歯のエナメル質の厚さは、人間の約1/5だそうです。
犬の歯は皆さんが思っているほど強くはありません。
そして犬の場合、治療にしても抜歯にしても、人間のように部分麻酔ではなく、全身麻酔が必要ということも覚えておいてください。
身近にも、ヒヅメや骨で歯をやっちゃった子はたくさんいます。
私自信、ヒヅメで歯を折る(欠けた)子がいるということを知っていながら、ヒヅメを与えていましたので、ぽちがそうなった時は本当に後悔しました。
懐も・・・ですが、それ以上に、心が痛かった。(;_:)
なので、「固いものを安易に与える事は控えた方が良いですよ〜」
と、声を大にして言いたいぽちの和です!