2016年07月16日

桑の葉の収穫シーズン

これから秋まで、桑の葉の収穫シーズンだそうです。

Facebookのタイムラインって、特定の投稿にリンクを貼ることができないようなので、例によって原先生の投稿をコピペさせていただきます。

「桑茶を作りましょう。
7月から9月は桑茶作りのシーズンです。
関西以西は9月いっぱいまで収穫が可能です。
関西より北の方や高地では、8月いっぱいぐらいを目途に収穫しましょう。
夏の高温時のDNJ含量が最も多いからです。
各枝の葉のDNJ含量は、先端部が最も多く、下部へ行くほど少なくなります。
写真は今年伸びた枝です。
枝を切る時、幹元に1芽(葉1枚)残しておきましょう。
ここから新しいシュートが出てきます。
葉数が5枚ぐらいになったら、また収穫します。
夏場に3回ぐらいは収穫できるでしょう。
桑茶用の葉の収穫は、写真の矢印の位置で枝を切って、上部だけを使います。
下部は捨てます。
葉と枝を分離し、枝は2cmぐらいに切ります。
葉と細かくした枝を陰干しします。
乾燥すれば桑茶の出来上がりです。
お好みで、乾燥葉や枝をフライパンなどで焙じるのも良いでしょう。
1Lの水に、葉と枝を合わせて10gぐらいを入れて、3分間沸騰させます。
茶こしなどで葉や枝を分離すれば、桑茶の出来上がりです。
実をとる場合と葉をとる場合では、剪定の仕方が異なります。
普通はどちらか一方の剪定をしますが、1本の桑の木で実も葉も取りたいというケースもなきにしもあらずです。
同時にしたければ、枝の半分を伸ばしたままにして、翌年の実を楽しみに待ち、残り半分の枝は葉が5枚出るごとに切って桑茶にするというのも可能でしょう。」


1本の桑の木で実も葉も取りたいケース・・・・。
ワタシです。(笑)

葉を収穫する枝と、実を収穫する枝を分けてみましょうかね。
結果は来年の5月にわかると思います。


さてさて、先日ローストした 「自家製DNJたっぷりの贅沢マルベリーロースト」

20160716_7.jpg

をいただくことに・・・。

何しろ収穫量が少ないので、500ccくらいのお湯でヤカンで4〜5分煮出しました。

一杯だけホットでいただいて、あとはゆっくり常温まで冷まします。

20160716_6a.jpg

あっ、・・・・おいしい♪


うん、やっぱり来年は、「葉」も「実」もの欲張り剪定にしなくちゃです。


美白でも知られるマルベリーですが、一番凄いのは血糖値の上昇を抑制してくれる働きです。
飼い主さんの美容や健康だけでなく、ちょっと肥満気味のわんちゃんや、お腹を壊しやすいわんちゃんにもお役立ちです。

ハーブを知ると、ご主人が植えた庭の草たちは宝の山かもしれないよ〜、Kちゃん。(笑)


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 
ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」


にほんブログ村 犬ブログ 犬のいる暮らしへ

posted by ぽちの和 at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | マルベリー&セリシン

2016年07月12日

マルベリーをロースト

陰干ししていた桑の葉が、パリパリに乾燥したので、ローストすることに。

色鮮やかなグリーンが

20160712_4.jpg

弱火でじっくりローストすると、こんな感じに。
(もちろん枝も一緒です)

20160712_5.jpg

ゆっく〜り抽出します。

20160712_6.jpg

自分で作ると、待つ時間も楽しい♪

20160712_8.jpg

琥珀色のマルベリーローストティー。

うん、おいしい♪



枝の先端から5枚目までの葉っぱで作った
DNJたっぷりの
贅沢で貴重な自家製マルベリーローストです♪

20160712_11.jpg


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 
ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」


にほんブログ村 犬ブログ 犬のいる暮らしへ
posted by ぽちの和 at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | マルベリー&セリシン

2016年07月11日

マルベリー育てましょ♪

わが家のマルベリー(桑の木)は鉢植えです。
たった一株ですが今年はたくさんの実をつけてくれたので、冷凍保存したものをぽちごはんにもトッピングとして活用しています。


去年は20粒程度でしたから、これは大豊作です!


実の収穫が終わったあとの桑の木の手入れについて、Facebook「マルベリー研究家」へ原先生が投稿してくださったのを以下にコピペしました。

「桑の実の季節も終わりましたね。
北海道ではこれからってとこでしょうか。
今年は桑の実はどれくらい獲れましたか。
きっとたくさん獲れてにんまりされている方も多くおられるでしょう。


(はい、にんまりしています。(笑))

実をいただきましたから、桑の木にお礼をしなければなりません。
それには、まず枝の剪定です。
今年実をつけてくれた枝を1芽だけ残して切りましょう。
新芽が出て、7−9月にかけて枝は十分伸びて、来年また実をつけてくれるでしょう。
肥料もたっぷりやりましょう。
堆肥が良いのですが、無ければ、枯草を山のように木の周辺に積み上げましょう。
キッチンから出る卵の殻は捨てないで、にぎにぎして細かく砕いて木の周辺にまきましょう。
量はいくらまいても大丈夫です。
卵の殻は中性の炭酸カルシウムですからいくら多くても土壌に影響することはありません。
むしろ、桑の成長にはカルシウムが必須ですので、十分まいておくことが大切です。

さて、切り取った枝ですが、枝の先端部から5枚目までの葉は捨てないで陰干ししましょう。
パリパリに乾燥すれば、桑茶になります。先端部から5枚目までと言えば、6枚目以後を捨てるのがちょっともったいないと思われるかもしれません。
でも、先端部の葉にはもっとも多くDNJ(デオキシノジリマイシン)などの有効成分が含まれています。
6枚め以後も使えば、せっかくの高濃度が薄まってしまいます。
自作桑茶ですから、少し贅沢に作りましょう。」



・・・ということで、今年実がなった枝を剪定して

20160711_1.jpg

流水でジャバジャバ洗って、料理バサミでチョキチョキ刻んで干しています。

20160711_2.jpg

右上の一角が、気になりますよね。(笑)
またまたお蚕さんでも飼い始めたんじゃないかって?

確かに2齢くらいのお蚕さんってあんな感じかも?ですけど、違いますよ。(^_^;)

20160711_3.jpg

剪定した枝です。

枝も刻んで干しています。

何故なら、枝にレスベラトロールが含まれていると、原先生に教わったから♪



マルベリーティーには、グリーンとローストがあって、グリーンはちょっとクセがあります。
飲みやすいのは、断然ロースト。
なので、乾燥した葉っぱと枝は自分でローストしていただく予定です。

さて、お礼の炭酸カルシウムですが・・・・。
去年は、卵の殻2個と、海苔に入っていた乾燥剤を撒きました。
乾燥剤の袋には「禁水」と書かれている一方で、「土壌改良材としても使用できます」と書いてあるのをご存知ですか?

20160711_12.jpg

化学が苦手なワタシですが、乾燥剤が苦土石灰としても使えるという事は知っていたので、炭酸カルシウム=生石灰っぽくない?ということで、バラバラと根元に撒いていたのでした。

20160711_13.jpg

今年、おもいがけずたくさん桑の実を収穫できたということは、それもあながち間違いではなかったのかも?(^_^;)


さーて、卵の殻も集めなくちゃ。
ぽちのごはんにも使うもんね。




これまでもブログでくどいくらいに書いていますが、マルベリーはものすご〜く健康と美容に役立つハーブなんです。
そのうえ、アントシアニン豊富な「実」まで楽しめるんですから、ワタシ的にはイチオシのハーブのひとつ。(オススメハーブがたくさんあってイチオシがいっぱいあります。(^_^;))
虫もつかないし、育てやすいです。
ウチみたいに、鉢植えでも大丈夫です。

ネットで苗も買えますヨ〜。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 
ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」


にほんブログ村 犬ブログ 犬のいる暮らしへ

posted by ぽちの和 at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | マルベリー&セリシン

2016年06月27日

ペットのケアにもセリシン液

昨日はリピーターさんがお越しくださり、一緒にセリシン液作り♪

20160626_4.jpg

リユースの回なので、午前中に抽出までと、凹んだバイアルや底が丸くなって自立できないバイアルを治しておきました。

20160626_2.jpg

セリシン液の煮沸消毒の過程で、こんな風にバイアルが変形してしまうことが時々あるのですが、そんなバイアルも治してリユースすることができます。

変形したバイアルをグツグツと煮て

20160626_1.jpg

底を指で押しながら、冷やして平らにします。
そんだけ。(笑)

20160626_3.jpg

この作業の時、うっかり火傷をすることが多いので、自作の火傷&痛み用のクリームを用意しておきます。(左の青い瓶が火傷&痛み用の自作クリームです)
案の定昨日も火傷して、クリームのお世話になりましたが、これさえ塗っておけば火傷のピリピリした痛みも取れて、治りも早いんです♪
(実はこれ、スティックタイプを昨年のマニアックワークショップ、カレンデュラのワークショップにご参加いただいた皆様にプレゼントしています。まだ受けとってない方、もう少々おまちくださいね〜。)


午後からは一緒にバイアルに詰め、煮沸消毒をして無事完成♪

20160626_5.jpg


以前、藤野で教えていただいてから、最近はセリシン液にオイルを入れて使っています。

20160626_6.jpg

セリシンを既に使っておられる方はご存知だと思いますが、原液だけだと突っ張ります。
なので、その後にクリームなどを使うという方が多いのですが、この方法(オイルをセリシン液に入れる)だと、これだけで済むオールインワンになるので、面倒くさがり屋のワタシにもぴったり♪(笑)
しかも、オイルが空気を遮断するので、劣化も遅い気がします。

オイルは、夏にオススメのラズベリーシードオイルだったり、老化肌に良いと言われるフランキンセンスのインフューズドオイルだったり、いろいろ。
きちんとゲル化させて、キャップを開けて使用を開始する際にオイルを入れるのがおすすめです。

セリシン液完成後は、おしゃべりしながら糸を紡いだり(ワタシ)

20160626_8.jpg

繭をほぐしたり・・・。

「ぽちちゃんの腹巻にしてください」と置いていってくださった真綿をかぶせられて、テンションだだ下がりのぽちさんです。(笑)

20160627_1.jpg

いやいや、かわいいよ〜、ぽちさん。(^_^;)

20160626_9.jpg


実は、セリシン液は、飼い主さんのお肌や髪だけでなく、わんこのケアやブラッシングスプレーにもおすすめです。


きちんとゲル化したら、熊本の被災したペットさんたちにも送ります。
もう少し待っててね。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 
ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」


にほんブログ村 犬ブログ 犬のいる暮らしへ


posted by ぽちの和 at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | マルベリー&セリシン

2016年05月15日

ごちそうさま♪

桑の実、2粒収穫しました!

20160515_1.jpg
(小さい方は直径1cm、大きい方が直径1.5cmくらい)

完熟まであと一歩・・・なのですが、2日前、(おそらく)小鳥に最初の1粒を奪われたので、今度は横取りされてなるものか!と、1日早くフライングゲット!(笑)

完熟した桑の実は、甘くておいしい♪
しかも、ブルーベリーの6倍とも言われるアントシアニンを含んでいるそうです。
(つまりビルベリーに匹敵するくらいの量)
目だけでなく毛細血管を保護してくれる、とっても抗酸化力が高いフラボノイドの一種です。

完熟した桑の実は柔らかいので、フレッシュでは流通には乗らず、スーパーや食材店で見ることができるのは、ジャムに加工されたものや冷凍の実のみだそうです。
つまり、「作った人だけが使えるセリシン」と同じで、「桑の木を育てている人だけが食べられる実」なのです。

早速、今朝のぽちごはんに刻んでトッピング♪

20160515_2.jpg

中央部が赤いのは、完熟一歩手前だから。

20160515_3.jpg

ぽちさん、ウマうまと食べて完食♪

20160515_4.jpg

小さい方の1個は、ワタシがいただきました。(うま♪)
完熟ちょっと手前の少し酸味があるくらいがワタシは好きです。

夫は・・・・、3粒収穫できたら分けてあげることにしよう。(笑)

桑の実=桑(マルベリー)の果実です。
葉っぱには、血糖値の上昇を抑制するという素晴らしい働きがあります。
実も葉も役立つマルベリーなのですが、桑博士の日本マルベリークラブ代表理事の原先生によると、
「実を収穫するためには、実の収穫が終わったらすぐに枝元のところで枝を切っておかねばなりません。
新しい目が出て、どんどん伸びていきます。
この枝を翌年まで残しておくと実をいっぱいつけてくれます。
毎年、これを繰り返します。
一方、桑茶を作るには、枝の先端から数えて6枚目の葉ができたら、5枚目と6枚目の間を切って5枚目以上を陰干しにします。
乾燥する時、枝も葉も細かく刻んで一緒に干して、全部をお茶にしてしまうのが良いでしょう。
残した6枚目の葉の付け根から新しい目が出てきますから、これを延ばして同じように収穫してお茶にします。
本州では、6月半ばから9月いっぱいが適期です。
実を取るのと葉を取るのを1本の木でやろうとすれば、剪定に工夫が要ります。考えてみてください。
5枚目までの葉に含まれるDNJの量は、もっとも多いんです。
枝も一緒にお茶にするのは、枝にレスベラトロールが含まれているからです。」


収穫する葉っぱの位置でDNJ(血糖値の上昇を抑制してくれるデオキシノジリマイシン)の量が違うんですって!
そして、長寿遺伝子を活性化するレスベラトロールは枝に含まれているんですって!

ということで、わが家の桑の木はもう少し大きくなったら剪定を工夫して、あっちの枝は実を収穫、こっちにの枝は葉を収穫!と欲張ってみようと思います。
ただし、
「実をつける枝を欲張らないで、他は葉の収穫に回すのが良いでしょう。
枝の先端部は、DNJの含量が非常に多いのです。
玉露桑茶を作ると思えば良いでしょう。」

とのこと。

う〜、そうはいってもやっぱり、葉っぱも実も両方欲しい!
もう一株育てようかなぁ・・・。(どこに置くんだ?(^_^;))

桑博士の原先生がFacebookのマルベリー研究家グループに、いろいろ投稿をしてくださっているので、是非チェックしてみてくださいね。
 ⇒ Facebook マルベリー研究家

そうそう、しばらくお休みしていましたが、6月に入ったらマルベリー&セリシンセミナーを再開します。
日程が決まったら、ブログとHPでご案内しますね♪


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 
ぽちの和は、人と犬のためのハーブ(植物療法)をお伝えしています。
HPはこちら ⇒ 「ぽちの和」


にほんブログ村 犬ブログ 犬のいる暮らしへ

posted by ぽちの和 at 07:09| Comment(0) | TrackBack(0) | マルベリー&セリシン