2016年06月21日

毛羽を染める

昨日はコレ↓を持って、再び藤野へ行って参りました。




藤野・・・・。
最近ニュースにも良く登場しているエリアです。(*´Д`)

20160620_9.jpg

昨日は、Gさんの愛車で。

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マタギのおじさんが乗っていても似合いそうな車には、これが用意されていました〜。

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the 熊除けの鈴!

出そうだよね。
このあたりで出たらしいよね。

なんて話をしながらも、無事Kさんの工房に到着。


今回の目的は、セリシン抽出後の毛羽を染めること。

それと、Kさんが抽出したセリシンがどうしてもゲル化しない謎(ウチで作った同種の毛羽から抽出したセリシンはしっかりゲル化しました)を探るための実験です。

セリシン抽出時から、完成までの工程を一緒にやりながら、同時進行で毛羽をヨモギで染めました。

染めた後の糸がほぐしやすいように、糸を掛けておきます。

20160620_10.jpg 

染まり具合を見ながら、ヨモギを煮出した液に浸し、媒染液に浸し・・・を何度か繰り返します。

20160620_8.jpg

持参した毛羽は灰汁媒染。
Kさんの毛羽は鉄媒染。

媒染液で、こんなに色が違います。

20160620_12.jpg
左:鉄媒染、右:灰汁媒染

綺麗な色でしょ?
何作ろうかな〜。


糸にしてから染めると、ほぐす時にブチブチ糸が切れて大変でした。(^_^;)
糸にする前の毛羽の状態で染め、その後、糸に撚ったほうが断然作業がしやすいです。

それと、媒染を繰り返す際に、「面倒だからいっか」と手袋をはめずに素手でやっていたところ・・・・。
爪の間が真っ黒に染まりました。
Kさんいわく、「爪はタンパク質だから」。
そっか〜!!(>_<)

失敗してみてわかることがたくさんありますね。


で、もうひとつの実験。
Kさんのセリシン液の抽出ですが・・・・。
今朝見たところ、ゲル化せずに液体のままです。(;_;)

前回ワタシとGさんが作った時との違いは、2つ。
(あ、容器の形状も入れると3つ。)

多分、煮沸消毒後の工程の違いが大きいのでは?という話になったのですが、どうだろう???

気になる〜。


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2016年06月20日

末っ子も羽化

蚕蛾の写真が出てきます。
苦手な方はスルーしてください。



2016.6.19
15日に羽化した三ちゃんです。

三ちゃんは今も時々羽をパタパタしながら産卵しています。

20160619_15.jpg

桑の葉っぱに埋もれていますが、
めくるといろんなところに卵があります。

羽化したばかりのうめ・はなちゃんも
さっそく産卵をしています。

20160619_16.jpg

・・・ってことは、気が付かなかっただけで
三ちゃんも羽化後まもなく産卵していたのかもしれません。



2016.6.20

朝見ると、末っ子のももちゃんも羽化していました。(*´Д`)

20160620_1.jpg

昨日の夜の時点で繭には全く変化がなかったので
夜中に羽化したってことですね。

結局羽化の瞬間は見られず仕舞い。(>_<)

考えてみれば、変態の瞬間は一番無防備な状態な訳ですから
その羽化は、夜中に他者に悟られないようにひっそりと行うべきですよね。

お蚕さんは人に飼われるようになった家畜。
たとえ糸だけ取られて死んでしまう命であっても
そういう本能は備わっているはずです。


抜け殻となったももちゃんの繭を覗くと、
出口とさなぎが合体しているような感じ。

口から酵素を出して繭を溶かして出てくるということですが
(繭を緩めるだけで、糸は溶かさないと書いてあったところも)

20160620_2.jpg

う〜ん、ばっちい。

糸を取りたいニンゲンには、
やっぱりこの繭はちょっと扱いにくいかも。

末っ子ももちゃんは、やたらたくさんおしっこをします。
三姉妹の中で一番多いし色も濃いです。
(繭から出てくるという大仕事をしたから?)

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蛾尿も何回と決まっているものではなさそうです。

うめちゃんは、1日で14個の卵を産んでいました。

20160620_4.jpg

うめちゃんは床のリフォーム時に落ちてしまいましたが
はなちゃん、ももちゃんはやっぱり上に登っています。

もしかしたら、足場(乾燥した桑の葉)が悪くて登れなかったけど
そうでなければ三ちゃんも登りたかったのかなぁ・・・。


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2016年06月19日

長女と二女も羽化

蚕蛾の写真が出てきます。
虫が苦手な方はスルーしてください。


2016.6.19
朝起きたら、うめちゃん(長女)、はなちゃん(二女)が
羽化しておりました!

20160619_3.jpg
(左:はなちゃん、右:うめちゃん、手前:ももちゃんは繭のまま)

またまた羽化の様子を見逃した〜。(>_<)


(「四川三眠」の三ちゃんの羽根は真っ白ですが
「ピュアマイソール」の姉妹の羽根には、模様があります。)


ふたりとも箱をよじ登っています。
真綿のお布団が足を取られてイヤなのか
はたまた、登るのが好きな種類なのかしらん?

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今年最後の桑の実を収穫して、
猫庭の鉢たちに水やりをして戻ってくると

蛾尿をしていました。

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真綿を撤去して
紙コップの中にお入りいただきました。

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産卵はまだ数日先ですが
この中でまぁるく円を描きながら産卵をするはずです。

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羽化する時は、繭を溶かす酵素を口から出して、
出てくるそうです。

もしかしてこれがそうなのかな?

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(はなちゃんの口のところにまぁるい液体が見えます)

ブログを書いている間に
うめちゃん、はなちゃんとも、2度目のおしっこをしました。

20160619_8.jpg
(うめちゃん)お尻に性フェロモンの袋も見られます

20160619_11.jpg
(はなちゃん)

もちろんおしっこは筒の中でしますので
筒をずらして写真を撮っています。


三女ももちゃんは、半日ほど姉たちに遅れを取っていたので
繭の中で過ごしたのと、繭の外で過ごした事に差がなければ
今日の午後あたりから羽化するはずです。

20160619_12.jpg

床だけリフォームして、ももちゃんの羽化を待ちます。


追伸)
このあと、二女はなちゃんがまたまたおしっこをして、再び床のリフォーム。(>_<)


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2016年06月18日

三ちゃんの産卵

蚕蛾の写真がでてきます。
虫が苦手な方はスルーしてください。



木曜日の夜から金曜日の朝にかけて、
三ちゃんが産卵をしました。

2016.6.16

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もちろん、受精していないので無精卵です。

一夜明けて
2016.6.17

20160617_4.jpg

白い小さな卵です。


時々お布団をめくって見ていますが
三姉妹のほうは、まだ全く変化なし。

20160617_3.jpg



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2016年06月16日

モスラ〜ヤ、モスラ

蚕蛾の写真が出てきます。
苦手な方はスルーしてください。



2016.6.15
わが家に来て(繭を作り始めて)14日目。


「四川三眠(しせんさんみん)」の三ちゃんが羽化しました。

朝見た時にはこんな感じ。

20160615_1.jpg

だったので、まさか今日とは思わずに
午後からの「お散歩スプレー作り」のワークショップの準備をしていました。

一通り準備が終わってふと見ると

20160615_2.jpg

「おわっ!」と思わず声が出ました。(^_^;)

えっ?なになに?この白いのは?!

三ちゃんは、知らぬ間に羽化しておりました。(>_<)

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羽化すると蛾尿というものを飛ばすらしいとあったので
お蚕さん飼育箱(?)の壁を高くしていました。

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ふむふむ、確かに何かを飛ばした痕跡があります。

白くてきれいな蛾です。

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あっ、目が合った。

桑の葉のベッドを探すと抜け殻がありました。

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メスは蛾尿を排出した後に性フェロモンを出すということなのですが
お尻の両脇にある黄色い袋が、それっぽいので

20160615_12.jpg

三ちゃんも女子だったようです。


触覚は、性フェロモンを検知するためのアンテナなのだそうです。
前足で触覚のお手入れをする様子がかわいいです。

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♪ モスラ〜ヤ、モスラ ♪
なんて、ついつい歌いたくなりますが
成虫は、飛ばず、食べずで産卵のみを終え
数日で死んでしまうそうです。

ちゃんと見届けるからね。




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