2022年03月07日

おパンツ2号

先日試作したおパンツの使用感とお写真を、黒犬さんからいただいております。

足を通すだけあって、きっちり後肢の介助ができているようです。

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今のところは、トイレの時だけ履いているそうです。

慣れれば脱ぎ着も1人でさせられますとのこと。

ずり落ちは特に気にならないとのことですが(足繰りの広さとか毛質とかも関係するのかしらん?)、多分常時パンツを履いて過ごすようになると、ずり下がりが気になるようになるのでは?と思います。(→はなちゃんで経験済み

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写真を見て緩すぎかな?と感じましたが、黒犬さんの飼い主さんは逆に「きつすぎないのが良いと思います」とのこと。



介助グッズで一番大切なことは、犬にも飼い主にも負担が少ないことだと思います。

おパンツも選択肢としてアリだと思うのですが、後肢が弱ると片足を上げて通すことが大変になるので、足を通さずに使える後肢外助グッズをトルソーで試しているのですが、いろいろ考えたいことも出てきてちょっと滞り中。


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2022年02月25日

後肢介助パンツ1号、2号

先日の黒犬さんに、男子の後肢介助のためのおパンツ作りにご協力いただけることになり、まずはトルソーで試作。

トルソーでは肉付きとかそういうあたりがアバウトですが、とりあえず何箇所か採寸して試作した1号がこちら。

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1作目につき気になるところはありますが、やっぱりパンツは足を通すだけあってしっかりお尻を持ち上げられます。
これなら、後肢の介助がすんなりできると思います。

そして、もちろん、おパンツを履いたままうんちもおしっこもできます。

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改善点を洗い出して頭の中を整理した上で、採寸をお願いして作った黒犬さん用のおパンツがこちら。

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さて、どうだろう。

キツすぎず、ゆるすぎず、ちゃんと黒犬さんにフィットしてくれると良いのだけれど。




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2022年02月17日

「後肢の介助パンツ(男子用)」のモデルさん募集

黒犬さん(男子、13.5kg)から介助ベストのご依頼をいただきました。

胸の深い体型だったので、完成したベストはパッと見、樽型です。

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後ろの持ち手はサブベルト付き。

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特に立ち上がり時の後肢の介助を重視しておられたので、お知らせいただいた採寸結果をもとにお腹の繰りはギリギリまで浅め。

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が、やはりお腹の繰りが浅かったらしく、お腹の部分を折り上げて使用しますとのこと。



やっぱり、おパンツ、作れなきゃ、、、かな。

しっかり後肢の介助をしたい場合は、やはりパンツ型が最適だと思います。
女子のぽちでもそうだったから、男子の場合はなおさらです。
(もちろん、おパンツと介助ベストの上半身は連結できるようにしようと思っています。)

パンツの形は頭の中にあるのだけれど、いかんせんモデルがいません。
ぽちは女子だったので、去勢、未去勢で形を少し変えるべきなのか?とか、そんなあたりもわからないのです。^_^;

シニアの場合、いずれはオムツも併用することになると思うので、そういう時にも邪魔にならない形が良いのだけれど、無理かなぁ、、、。


どなたかご協力いただけるわんちゃん(♂)はいませんか〜?
できれば、去勢、未去勢それぞれのわんちゃんで若干名ずつ。

着用したお写真と使用レポをお願いして、費用はおパンツ1着完成まで(何度試作しても)500円。

完成までのやりとりはメールで。
介助パンツは郵送にてお送りしますので、遠隔地の方でも大丈夫です。

ただし、採寸や、着たり脱いだりが何度か発生すると思うので、繊細な身体の状態だとわんちゃんの負担になってしまうかもしれません。

もし、ご協力いただけるわんちゃんがおられましたら、お申込み&お問合せよりご連絡下さいませ。



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2022年01月19日

介助ベストの価格改定とオプションについて

2021_kibori.jpgこのところ、大きいわんちゃんの介助ベストのご依頼が続いており、たまに小さいわんちゃんのベストを作ると、あまりのサイズの違いに今さらですが驚きます。(^_^;)

作る手間は大きくても小さくてもそんなに変わらないのですが(小さいベストは小さいなりの苦労があります)、当然ながら体の大きさにより用布やパーツの量が随分違います。

当初からオーダーメイドにしているのは、普通の洋服ではなく介助を目的とするものだから。
体に合ったものじゃないと、犬と飼い主の双方に負担がかかるから。

この3年でますます実感したのは、同じ犬種でもみんな体の大きさも体格も体型も違っていて、犬種で一律とはいかないものだなぁということでした。

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これまで、ぽちの和の介助ベストは、
・片手で介助できるコ用の標準タイプ(前半身の持ち手のみ)
・体の大きいわんちゃん用(前後2箇所の持ち手付き)
の2つにざっくり分けておりましたが、小さいわんちゃん用の価格を体重別に少し細かく設定することにしました。

それから、これまで明記していなかった、腰部スリット入り、身幅拡張パーツなどのオプションについても追記しました。

腹水や胸水、脂肪腫・腫瘍などのあるわんちゃんの特別仕様につきましては、基本的にこれまで通り無料にて対応させていただきます。
(仕様変更が非常に大きい場合は、別途ご相談させていただきます)


実は、価格改定にあたって、アニマル・ドネーションへの参加も考えました。
が、かかる手間と時間を無視して費用を抑えている現状では、寄付に回せるお金はほとんどありません。

悲しいことに、病気や年老いたペットを簡単に手放してしまう飼い主の話も聞きます。
そういう飼い主なら可能な限りガッポリいただいて、アニマル・ドネーションへの寄付を!とも考えるのですが、そういう飼い主は当然のことながら介助ベストとは縁がなく、、、。
愛犬の介護・介助を頑張っておられる飼い主さんに多くの負担をいただくのも・・・と思い、可能な限り現在の価格を維持することにいたしました。


ぽちの和の介助ベストには、ワタシ自身がこれまで学んできた犬の体のこと、ぽちでの経験、そして、介助ベストをご愛用いただいているわんちゃんと飼い主さんからの声を全て詰めこんでいます。
今後も引き続き改良を図り、より良いものにしていきたいと思っています。


介助ベストについて、詳細は こちら をご覧ください。


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2021年12月24日

サブベルト、アリですね


黒ラブらむねさんから、後ろ半身の持ち手のサブベルト

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(裾側に縫い付けたベージュのベルトです)

の使い勝手についてのご感想と、お写真をいただきました。

サブベルトの中に持ち手フォルダーを通すと

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お散歩時に腰を持ち上げながら歩くことができるそうです。

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ナルホド、こんな使い方もありですね。



お写真を拝見すると、身幅拡張パーツは前のみ使用。
その分介助ベストが後ろ半身にフィットするし、さらにサブベルトを通すことで、より後肢側を介助できるようになりますね。


ということで、今後は男子の介助ベストにサブベルトを標準で縫い付けることにします。



介助ベストは、ご使用いただいている皆様のお声で少しずつマイナーチェンジをしております。
介助、介護は決して楽ではないけれど、少〜し負担が軽くなるだけで、気持ちがずいぶん楽になったりもします。

なので、
  こんなのあったらいいのにな。
  こんなのできませんか?
がありましたら、お気軽にご相談ください。

マッサージやタッチケアで犬の体の使い方を学んだこと、シニアになったぽちが教えてくれたことが役立っています。
それらを駆使しながら、介助、介護期のわんちゃんと飼い主さんをこれからも全力でサポートして参ります!!!


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